コロナ禍で顕著化したメンタル不調の増加!部会長によるメンタルヘルス講習会を開催して、ストレスをコントロールするセルフマネジメントの基礎を学ぶ-第2回労使研修会(2022.6.5)

2022年6月5日(日)Web会議システム(Zoom会議)にて、2022年度第2回労使研修会を開催し、54名(労側45名、使側9名)の方が参加しました。

■研修会の主旨と概要■
長く続くコロナ禍による制限や自粛は、テレワーク勤務やリモート会議など私たちの働く環境や働き方を大きく変化させると同時に、メンタルヘルス、ハラスメント、若手社員の離職など、コミュニケーションに起因する新たな課題を生みました。そこで、前回の第1回労使研修会では、日本マネジメント総合研究所合同会社の戸村智憲先生をお招きして、これらの課題を私見を交えてわかりやすくご説明いただきました。参加者からは、有意義な講演だったと好評な声があったと同時に、続編としてメンタルヘルスの具体的な対策・対応を聞きたいという声がありました。
一方、会社労使としても、「健康経営」、「ウェルビーイング」の他、最近世間では「アンガーマネジメント」、「レジリエンス」、「マインドフルネス」などセルフマネジメントに関するキーワードが取り上げられており、変化の大きい時代に企業価値を高める重要な経営テーマとなっています。
そこで、今回の研修会では、メンタルウェルネストレーニング指導者の資格を保有する、我らが熊谷部会長によるメンタルヘルス講習を実施します。内容としては、まずエゴグラムでご自身の状態に気付き、思い方の練習や自律訓練法の実践などを通じてセルフマネジメントの基本を学ぶと同時に知見を深めていただきたいと思います。脳科学を根拠としており、実践によってその場で効果を確認していただけます。仕事や人間関係のストレスをコントロールして、心と身体の健康を維持することは、現代社会の必須スキルになっていると思います。
研修会を通じて、自組織での取り組みの参考になれば幸いです。

●はじめに
コロナウイルス感染症はまだまだ終息の目途はたっていませんが、2年以上続くとコロナウイルスとの付き合い方にもだいぶ慣れてきました。電機部会としても、感染対策を徹底した上でのリアル開催を検討してきたのですが、今年度中は無理にリアル開催をせず、お楽しみは次回以降に取っておこうということで、今回もオンラインでの開催となりました。
そして内容としては、前回1月に開催した労使研修会の中で、続編としてメンタルヘルスの具体的な対策・対応を聞きたいという声がありましたので、そこで今回は我らが熊谷部会長がメンタルウェルネストレーニングの資格をお持ちということで、部会長によるメンタルヘルス講習としました。
また研修会終了後、労側ではオンライン懇親会としてクイズドレミファドン!を開催し、盛り上がりのうちに終了しました。
以下にその様子を報告します。

●労使代表幹事あいさつ
まず、熊谷労側代表幹事からは「お休みのところ出席いただき感謝する。一時期感染者数は落ち着いていたので今回こそリアルでの開催をしたいと思っていたが、まだ各社各企業で対応が異なる中で、今回もリモート開催とした。ぜひ次回以降は会えると良いと思う。コロナ禍で在宅勤務が増え、メンタル不調も増えたように思う。そこで本日の内容は、前回戸村先生の講演を踏まえてメンタルヘルスの具体的な事例を要望する声もありましたので、カシオ労組での経験がご参考になればと思い僭越ではありますが、講師を務めさせていただいて、メンタルヘルス講習会という形で開催させていただくことにしました。よろしくお願いしたい。」とご挨拶いただきました。
また石井使側代表幹事からは「さきほどお子さんの声が聞こえてきたりと本日は休日で家族団らんの時間なんだと思った。貴重なお時間にお集まりくださり感謝する。弊社でもコロナ禍で在宅勤務が増えたが、今は週2回以上の出社勤務を行っている。在宅勤務はコミュニケーションがとりにくく、上司の目が行き届かない。人材育成の観点からも地盤沈下を起こす可能性がある。こういう時にはセルフケア、セルフマネジメントが大事である。今回のテーマは、非常にタイムリーで楽しみにしている。」とご挨拶いただきました。

●メンタルヘルス講習会
今回は、メンタルウェルネストレーニング指導者1級の資格をもつ熊谷部会長による「元気になるセミナー(メンタルウェルネストレーニング編)」でした。
具体的な内容は、脳科学からアプローチする心(メンタル)の健康(ウェルネス)を維持増進するためのトレーニングで、まずは現在の自身の心の状況(エゴグラム作成)を把握したうえで、セルフマネジメントし、「テンポ116」、「よかった!ありがとう!」、「緊張をリラックスに代える」、などなど心を良い状態へと導くためにトレーニングする実践方法を学びました。お話一辺倒ではなく、実践もあり、個人的にも実践する中で非常にリラックスしてセミナーを聴講できた気がしています。
今回の内容は、時間的なものもあり、一部内容を削って開催されたとのことで、フルバージョンでぜひやってほしいという意見もありました。

●労側オンライン懇親会(村田きょうこもいっしょに)
午後からは労側のみの懇親会として、村田きょうこも参加した形で、ミヤコ国際ツーリストのご協力を得て、クイズドレミファドン!を開催しました。昨年のオンラインバスツアーでは、オンラインでここまで出来るのかと大好評だったわけですが、一方で、参加者間の交流が難しいという声もあったため、参加者間で交流できる仕掛けを検討し、今回の企画となりました。途中、回線のトラブルはあったものの、ほとんどの方が最後まで残って楽しんでいただけたと思っています。
なお、今回の企画は、仁木副部会長とミヤコ国際ツーリストさんの方で、ほんと一から企画を考えて準備してもらってという完全手作りのイベントでした。お忙しい中で何度もリハーサルを重ねていただいたと思います。仁木副部会長とミヤコ国際ツーリストの上原さん・田中さん、本当にありがとうございました。

■村田きょうこあいさつ全文■
本日は午前中に「元気になれるセミナー(メンタルウェルネストレーニングセミナー)」をされていたとお聞きしました。私が10年間、国会議員の秘書をしてる時、特に新型コロナウイルス感染症が問題になってからは、組合員の皆さんから「リモートワークが続いてちょっとメンタルが…」という相談がすごく増えました。そういう現状にあることを議員事務所から厚生労働省にも伝えて「リモートワーク、リモートワークと言うのはいいけれど、そうした心のケアも大切です」という話もさせてもらいました。
先ほど私の紹介の中で早稲田大学に行っていたという話もしていただきましたが、早稲田大学に入ったのはその”心”についての勉強をしたい、「元気になれる」ことを勉強したいと思ったのがきっかけでした。その前に、東京大学に入った時は、厚生労働省の「子育て支援」「医療」あるいは「労働」といった、私たちの暮らしに密接に関わっているこの厚生労働省で働きたいと思って勉強していました。政策の勉強をどうやってきたかというと、例えば「市町村の合併」がありました。「平成の大合併」と言ってましたが、地方の人口は減り、自治体の財政も厳しくなっているから、まわりの市・町が一緒なりましょう、という政策が取られました。実際にそうした合併をしてどうだったかをそこに住んでいるお年寄りの方に話を聞きました。そうしたら「人の数も減ってるし、お金もない、それもわかるから市町村合併は仕方なかったんでしょう。でも、住んでる者にとっては昔から馴染んでいた地名がなくなったり、これから地域のコミュニティがどう変わっていくのか不安ですよね」って言われたんです。その時、今まで自分が政策を考える時は、人の数がどうか、お金(財政)がどうか、といった数字ばかり見ていたけれど、一番大事なのはそこに住んでる皆さんが安心できるのか、元気になれるのか、そういった”心”が大事なんだと強く思い、早稲田大学で心理学の勉強をしてきました。
そういった意味でも本日の「元気になれるセミナー」はとてもいいセミナーだと思います。私は今度は政治の場から皆さんが心から安心できる、元気になれる、そういった政策を実現するために頑張っていきたいと思っています。

●使側情報交換会
使側においては、情報交換会を開催される予定でしたが、zoomの機能制限により、情報交換会はできなかったとのことです。使側の皆様におかれましては、貴重な情報交換会の場であるにも関わらず、このような事態となってしまったこと大変申し訳ございませんでした。今後こういう事態が起こらないように気をつけますので、引き続き、部会活動へのご理解ご協力のほどどうぞよろしくお願いします。

2022年度第2回東日本エリア会議

2022年5月22日(日)に第2回東日本エリア会議を開催しました。今回は友愛会館を会場とし、対面とリモート(Zoom)を併用したハイブリッドでの会議開催となりました。参加者は対面が10名、リモートが3名の計13名となりました(直前に対面での参加に切り替え、急遽駆けつけてくれた方もいらっしゃいました)。

今回も皆で事前に出し合った「今、気になっているテーマ」を中心に、多くのディスカッションを行いました。春闘での取り組み経過や「村田きょうこ」を応援する取り組みの共有、昨今の物価上昇についての対応や、ペーパレス化への検討状況、SNSの活用について、といったタイムリーな話題の他、労働組合への参画率向上や次期役員の育成といった過去から引き継いできたテーマなど、幅広い議案が集まりました。欠席された方も事前に回答を共有していただくなど、対面とリモートの併用だけではなく、多くの意見交換を行うことができました。

まだまだコロナ禍ということもあり、各単組や地域により様々な状況がある中での会議開催となりましたが、今できる最大限の有意義な場になったと思います。皆さま、貴重な場づくりに参画いただき、ありがとうございました!

2022年度第2回中部エリア会議

中部エリア会議は4月22日(金)、今年度第2回目となるエリア会議を開催した。コロナ禍の状況にも配慮し、会議は対面とオンラインのハイブリッド形式で行い、11単組14名が参加した。

冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「コロナ禍ではあるが、できるだけ皆さんと顔を合わせてエリア会議を行いたいと思い、今回は対面とオンラインの併用での開催とさせていただいた。ざっくばらんに意見交換する場としたい」と呼びかけた。

会議では最初に、投開票予定日まで3ヶ月を切った第26回参議院議員通常選挙における「村田きょうこ」支援の取組みについて意見交換が行われ、「政治活動に対して組合員の理解が得られなくなってきている」といった苦労や、「ファンミーティングを休日開催にできないか」といった意見などが共有された。

また、各組織の状況および春闘の取組みについて報告が行われ、多くの企業では業績が好調であり、春闘交渉についても昨年に比べて良い結果となったことが報告された。

最後に、12年余りにわたり電機部会に参画いただき、今期をもって退任されるレシップ労連の大橋書記長から、「電機部会ではいろんな活動に参加させていただいた。全国の人達といろんな意見を交わすことができ、会社との交渉にも役に立つことが多かった。今まで本当にありがとうございました」と感謝の言葉が述べられ、参加者からは労いの言葉が寄せられた。

次回の中部エリア会議は8月~9月に開催予定。

情報交換の様子

情報交換の様子

退任の挨拶をする大橋さん

退任の挨拶をする大橋さん

コミュニケーションは量でなく質!!コロナ禍で増加するメンタル不調・ハラスメント・若手の離職への対応を労使で考えるきっかけに-第1回労使研修会(2022.1.24)

2022年1月24日(月)Web会議システム(Zoom会議)にて、2022年度第1回労使研修会を開催し、50名(労側37名、使側13名)の方が参加しました。

労使研修会 講演の様子 その1

■講演の主旨と概要■
新型コロナウイルス感染拡大は、ワクチン接種が進んだおかげもあり現在のところは落ち着いていますが、ここに来て新たな変異株オミクロン株が出現し急激な感染拡大が懸念される状況にあります。
2年も続くコロナ禍で、私たちは少し前までの「未知のウイルス」から基本的な感染対策をはじめとした「コロナとの付き合い方」を学び、世間ではコロナ禍以前と変わらない賑やかな状況を目にすることも多くなり、見た目には様々な「ニューノーマル」が進んでいます。
一方、コロナ禍が直接の要因ではないものの、将来への不安が先行き見えずに続いているため、うつ病などのメンタル不調、ハラスメント問題の増加、若手社員の離職率の増加、などコミュニケーションに起因するような課題が社会的に浮き彫りなってきています。部会に加盟する企業労使でも課題に感じておられると思います。これらの課題に対して労使でしっかりと向き合い、課題解決に向けて考えることが大事だと思います。
そこで、今回の労使研修会の講演は、一年前にもご講演いただき皆さんに好評でした日本マネジメント総合研究所合同会社の戸村智憲先生を再度お招きして、「メンタルヘルス」、「ハラスメント」、「若手社員の離職」といったキーワードを切り口にして、イマドキの時代に合った更なる活動のヒントやプラスの気づきにつながるようなご講演をしていただくこととしました。
ご存知の通り戸村先生は国連での勤務経験もあり、「SDGs」・「ESG」をはじめ、「危機管理・リスク管理」・「企業経営」など幅広い分野に精通されている方ですので、今回のご講演も具体的にわかりやすく、大阪弁バージョンで軽快に明るく楽しくお話していただけるかと思います。
戸村先生のご講演を通じて、皆さんにとって何か感じるもの得るものがあれば幸いです。

●はじめに
オミクロン株の感染急拡大の中、総会にて確認された通り、コロナ禍を言い訳にせず 「(まじめさ・楽しさ)盛り合わせ」の電機部会らしい活動を継続していくということで、昨年に続いての完全オンラインによる、そして平日夜での開催となりました。
以下にその様子を報告します。

 

●労使代表幹事あいさつ
まず、熊谷労側代表幹事からは「お仕事終わりのところ出席いただき感謝する。一時期感染者数は落ち着いていたのでリアルでの開催ができるかなとも思っていたが、オミクロン株により感染爆発という事態となった。皆さん安全にお過ごしを。まだお会いしたことがない人もいるのでぜひ次回以降は会えると良いと思う。本日の講演は昨年に引き続き戸村先生をお招きして、コロナ禍で起こるメンタル・ハラスメント・若手離職といった観点でお話いただくこととした。昨年もタイムリーな話題を分かりやすくお話いただいたので今回も楽しみにしている。」とご挨拶いただきました。
また石井使側代表幹事からは「今年度使側代表幹事をさせていただく。よろしくお願いする。今回の講演テーマで、当社でも、メンタル不調については、当初コロナに感染しないと気が張っていたためか休業者はむしろ減少傾向だったが、そのあとだんだんと増加傾向にある。ハラスメントも経過とともに増えてきた。戸村先生の講演を楽しみにしている。」とご挨拶いただきました。

労使研修会 講演の様子 その2

 

●講演
今回の講演は、
◎テーマ:コロナ渦中に気になるメンタル・ハラスメント・若手離職などの問題と対応
◎講師:日本マネジメント総合研究所合同会社 理事長 戸村智憲さま
でした。
戸村先生からは、コロナ禍で浮き彫りになったコミュニケーションに起因するようなメンタル不調、ハラスメント、若手の離職の増加といったタイムリーな話題に対して、具体例を交えてわかりやすくお話いただきました。
講演に対する事後アンケートからも、多くの参加者から、「おひたし」や「非まじめ」、「部分否定」に、♪あの頃は~「はっ」♪、といった各自、メンタルやハラスメントに有効な様々な気づきが得られたという声が寄せられ有意義な講演会になったと感じました。
次回以降も、戸村先生の講演については続編を検討していきたいと思います。

 

●情報交換会
講演の後は、労使、労側はエリア単位にそれぞれ分かれて情報交換を行いました。(労側:講演振り返り、その他情報交換、使側:講演振り返り・講演に関する意見交換、他)
労側では、講演の振り返りの他、これから迎える春闘に向けての要求案の方向性なども情報交換しました。

2022年度第1回中部エリア会議

第1回中部エリア会議参加者

中部エリア会議は1月24日(月)、第1回労使研修会後の意見交換会と兼ねて、今年度第1回目となる会議を開催した。会議はオンラインで行い、8単組10名が参加した。

最初は労使研修会での戸村先生の講演について意見交換を行い、参加者からは、「自社でもメンタル不調の社員がおり、タイムリーな内容で参考になった」「自社で新たに評価制度が始まり、評価結果のフィードバック面談等でハラスメントが起こらないように今回の内容を活かしたい」といった感想が出された。

その後の各単組からの状況報告では、多くの単組で製造業の追い風を受けての好業績が報告された一方で、依然コロナ禍の影響を受け続けている業種では、引き続き厳しい状況にあることが報告された。春闘の取り組みについては、各単組で要求内容を検討中としながらも、いくつかの単組では、今季は強気に賃上げを求めていくという声も聞かれた。

最後のあいさつで佐藤中部エリア議長は今春闘について触れ、「世間の風潮も賃上げに追い風となっている。格差是正に向けて社会全体の流れを作っていきましょう」と参加者を激励するとともに、今夏に控える参議院選挙に向けて、「村田きょうこ」必勝の取り組みへの協力を呼びかけた。終わりに、「4月~5月に予定する次回の中部エリア会議は、是非対面で実施したい」とコロナ収束に向けての希望を述べ、散会となった。

 

2022年度第1回東日本エリア会議

2021年12月19日(日)~20日(月)にかけて、東日本エリア会議を開催しました。

今回は、2年ぶりに東京を離れ、久しぶりに仙台での開催となりました。17名の出席者のうち、15名がリアルでの参加、2名がリモートでの参加で計17名での会議となりました。新型コロナの影響により各社働き方も変化してきており、そんな中制度に関して、労組活動や運営方法についてなど多くのディスカッションテーマをいただきました。

新型コロナも落ち着いたいたこともあり久しぶりの懇親会も開催することができました。何とか仙台名物「牛たん」を食すこともできました。(写真は掲載しません。笑笑)

翌日は、久しぶりに仙台での開催でもあり、東日本大震災からちょうど10年が経過したこともあったので、被災地である名取市閖上地区へ訪問し、語り部さんからの説明を受けました。語り部さんより写真や映像を使いながら当時の事を詳しく聞くことで、改めて貴重なお話しを聞くことができたと思います。

必要に応じてリモート会議をすることは必要ですが、リアルでお会いして、会議の内容以外の事も情報交換したり、友好を深めることの大切さを実感した2日間でした。

2021年度第3回西日本エリア会議

2021年10月21日(木)に8単組11名が参加しJAM電機部会2021年度第3回西日本エリア会議をWEB(ZOOM)にて開催しました。10月1日に緊急事態宣言が解除され、東日本や、中部エリア同様、リアルとWEB併用で開催案内を出しましたが、リアル参加者があまりにも少なかったためWEB会議のみに変更し会議を開催いたしました。

最初に部会長より、西日本エリアの皆さんとは1年以上お会いできていない、電機部会のモットーである、まじめさ、楽しさ、盛り合わせが、本来の力を発揮できていないのが残念である。今度皆さんにお会いできる時には、楽しさ全開でお会いできたらと思っている。又、来週末行われる総会の参加と、衆院選の投票をお願いすると、ご挨拶を頂いた。次に、国際経済労働研究所よりお二人の方が、お見えになり、国際経済労働研究所について、説明を受けました。そして、エリア議長より、来年夏の選挙でJAM代表 村田きょうこを必ず国会に送るためには、組合員の皆さんに共感、と理解と納得をして頂かないと投票に行ってもらえない。そして、私たちが組合員の為に労働条件を改善して幸せを追求することによってそれが実現されると、お言葉を頂きました。会議では、単組の近況状況報告を踏まえて、参加者全員より一人づつ自己紹介を交えて話をし、西日本エリア会議の良き点を語り合う充実した、まじめさのみの会議開催で有りました。次回は、電機部会のモットーで有ります、まじめさ、楽しさ、盛り合わせができる会議をリアルで開催したいと思っております。

”電機部会らしく”をモットーに「(まじめさ楽しさ)盛り合わせ」がてんこ盛りの部会活動を継続する-電機部会第23回総会・電機部会労使会議第22回総会(2021.10.31)

2021年10月31日(日)Web会議システム(zoom会議)にて、JAM電機部会第23回総会・JAM電機部会労使会議第22回総会を開催しました。
★参加人数★
【部会第23回総会】労側:32単組・45名
【労使会議第22回総会】労側:32単組・45名、使側:11企業11名

●はじめに
新型コロナウイルス感染拡大の防止の観点により、昨年に続いて今年の総会もWeb会議システムを用いたオンラインで開催しました。なお、対面での開催が望まれる中で、部会三役のみ集合してのリアル開催を試みた総会でもありました。以降で総会の様子を報告します。

●第23回総会
総会開会に先立ち、第26回参議院議員選挙のJAM代表候補予定者でもある「村田きょうこ」さんが、全国オルグ真っ最中の福岡の地からオンラインで参加いただき、最後まで力強く戦っていく決意のご挨拶をいただきました。また総会の冒頭では、熊谷部会長より「コロナ感染者は減ってきているが、みんなと対面でやるのはまだ早いと集合開催を断念し昨年度同様にオンラインでの開催とした。来年はぜひみんなと会えることになれば。本日は衆議院選挙の投開票日である。のちに特別議案として提案するが来年の参議院選挙に向けて『村田きょうこ』さんをしっかり支援していきたい。昨年度はコロナ禍でもまじめさだけでなく楽しさの部分を開催できた一年だった。今年度も電機部会らしく『(まじめさ楽しさ)盛り合わせ』がてんこ盛りの活動を継続していきたい。なお、本日で退任される方が5名いらっしゃる。大変お世話になった。また、新任の方はようこそ電機部会へ。一緒に活動していきたい。」と力強いご挨拶がありました。
また、JAMより安河内会長にお越しいただき、「本日は衆議院選挙投開票日である。与野党大接戦である。来年の参議院議員選挙、『村田きょうこ』はすばらしい候補者である。絶対に国会に送らなければならない。」とご挨拶いただきました。

本総会では2022年度の活動方針・活動計画が議案の中心となりました。”電機部会らしく”をモットーに、コロナ禍を言い訳にせず、むしろ前向きにとらえて『「(まじめさ楽しさ)盛り合わせ」のてんこ盛り』の活動を継続していくことを満場一致で確認されました。同様に、他の議案(文末参照)についても満場一致で確認されました。

各提案満場一致のいいね!で可決

なお、本総会を持って、電機部会の役員を5名の方が退任されました。
副部会長:竹村進さん、副部会長:藤田康昭さん、幹事:齊藤隆一さん、長谷川望さん、会計監査:永井公規さん
これまでの部会におけるご活躍に感謝いたします。

 

 

●労使会議第22回総会
冒頭、熊谷労側代表幹事より「コロナ禍の中でも電機部会らしく『(まじめさ楽しさ)盛り合わせ』のてんこ盛りの活動を進めてきた。特に第2回労使研修会では、準備は大変だったがまじめさだけではなく楽しさの部分も盛り込んだ活動ができた。今年度も有意義と思える活動を継続していきたい。『村田きょうこ』さんはJAMの代表であり、使側の皆さんも一緒に部会として来年の参議院議員選挙へ向けて支援していきたい。本日をもって退任される皆さんに対しこれまでの活動に感謝したい」とご挨拶がありました。
また、庄司使側代表幹事より、「電機部会にとって大事な行事を予定していたが、コロナ禍によりできなったのは残念である。そういう中でも新しいことにチャレンジしながらいろいろ計画していただき、使側を代表して心より御礼申し上げる。また、本日をもって退任される役員の皆様に対しても、これまでいろいろとお世話になったことに対して御礼を申し上げるとともに、今後のご健勝とご活躍を祈念する。来年は対面で開催することも視野に入れながらまずは今年度も電機部会を盛り上げていきたい」とご挨拶をいただきました。

さらに、JAMの安河内会長には労使会議の総会にもお越しいただき、「春闘方針については、連合、JCM(金属労協)の方針が出そろい始めている。JAMも春闘議論をスタートさせる。今春闘もしっかり取り組んでいきたい。技術革新が進む中、私たち働く者にどのような影響があるのか。いずれにせよ人中心のものになるように考えないといけない。またJAMは来年の参議院選挙で「村田きょうこ」さんを強力に支援していく。使側の皆さんもご協力をお願いしたい。」とご挨拶を頂きました。
なお、全ての議案については満場一致で確認されました。

また本総会にて、3名の方がご退任されました。
労側幹事:竹村進さん
使側幹事:志賀正信さん(期中で田仲和成さん、河瀬貴嗣さん)、小松彰さん
これまでの部会におけるご活躍に感謝いたします。

 

【議事】JAM電機部会第23回総会
0.村田きょうこさんあいさつ
1.主催者代表あいさつ
2.JAM本部代表あいさつ報告
3.報告
(1)2021年度活動報告
(2)2021年度一般会計・分担金会計・特別会計報告
(3)2021年度分担金会計・特別会計 監査報告
4.議案
(1)2022年度活動方針・活動計画に関する件
・特別議案 第26回参議院選挙必勝決議
(2)2022年度予算に関する件
(3)役員交代に関する件
(4)表彰に関する件

【議事】JAM電機部会労使会議第22回総会
1.主催者代表あいさつ(労側・使側)
2.報告
(1)2021年度活動報告
3.議案
(1)2022年度活動方針・活動計画に関する件
(2)役員交代に関する件

(記:事務局長 松本康)

2021年度第3回東日本エリア会議開催報告

2021年9月26日(日)13時より、JAM本部の会議室にて東日本エリア会議を開催しました。今回もリアルとリモートの併用での開催でしたが、COVID-19の感染者数も減少してきたこともあり会場には11名、リモートで3名、計14名の出席で開催いたしました。今回はオブザーバーとして国際経済労働研究所からも2名の出席がありました。

単組報告に加え、恒例のディスカッションテーマについて各組織からの情報提供を受けました。今回はコロナ禍における機関決定方法や役員選出など在宅勤務が多くなっている中での組織運営についてのテーマが多く出されました。

次回エリア会議は12月に実施予定ですが、次回こそは仙台での開催ができることを目標に頑張っていきたいと思います。

2021年度第3回中部エリア会議

中部エリア会議は10月10日(日)に、12単組17名が参加し、2021年度第3回目の会議を飯田会場とWeb会議併用で開催した。

冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「コロナ禍も落ち着いてきたが、各社・単組の行動規制にも濃淡があると思われる。本日は一部飯田会場で約2年ぶりの面談会議が叶ったが、この状況のままコロナ禍が収束し、全員が一堂に会してできる日を楽しみにしている」と思いを語った。熊谷部会長からは、「10月1日からは緊急事態宣言や蔓延防止対策等重点措置も完全に解除され、少しずつ人の流れにも動きが出てきているが、ここで気を緩めないようにして頂きたい。JAMの芳野友子さんが連合の新会長に就任されびっくりしているが、連合副会長時代より女性リーダーとして一丁目一番地でジェンダー平等を訴えてこられた方であり今後に期待したい」と述べられた。また、国際経済労働研究所の紹介もあり、労働運動調査センターの組織調査の概要を知る機会となった。

各単組からの状況報告では、コロナ禍を背景に好調な企業も多く、過去最高利益を予想する企業もあった。一方では、部材・部品供給が間に合わず、生産に大きく影響しているとの報告もあった。また、今秋闘では、労働環境の改善を要求する単組も多く、年休・休日日数の増日や雇用延長者の労働条件の向上を目指すとの報告も多かった。ワクチン接種による副反応への休暇対応についても質問が上がり、各企業での対応を参考にしていた。

会議終了後は、久々に懇親会を開催し、2年ぶりの再会を楽しむことが出来た。