2024年第1回中部エリア会議

中部エリア会議は1月12日(金)、2024年度第1回目のエリア会議を開催しました。今回は名古屋市伏見駅周辺の貸会議室にて対面形式で行い、11単組16名が参加しました。

会議では各組織より企業状況や秋闘の結果、春闘の取り組み方針、その他課題などの情報共有とそれに関連する活発な意見交換が行われました。春闘については、組合として物価上昇分を求めるのは当然で、加えて生産性向上分もしっかりと求めていく必要があるという意見もあり、各組織で昨年以上の要求をしていく強い決意が語られました。その他意見交換では昨今の物価高騰を考慮した出張に関連する宿泊費や手当額の増額要求に関することや、オープンショップでの組合運営の課題などについて議論が交わされました。

その後、佐藤エリア議長オススメの肝料理専門店に場所を移し懇親会を行い、会議室以上に熱い議論を交わしながら、より一層の団結と春闘に懸ける思いを改めて肝に銘じた夜になりました。

次回のエリア会議は4月~5月を予定しています。

会議の様子①

会議の様子①

会議の様子②

会議の様子②

2023年度第2回中部エリア会議

中部エリア会議は10月13日(金)、2023年度第2回目のエリア会議を開催しました。今回は久しぶりに完全対面形式で行い、8単組13名が参加しました。

会議は岐阜駅周辺のレンタルスペースを貸し切り、各組織から企業状況や単組の状況、秋闘の要求内容等についての報告、情報交換から始まりました。各単組からは、コロナ禍から日常を取り戻しつつあることから、各種交流行事が再開できてきたという明るい話題が共有されたり、それぞれの組織の制度内容などについて積極的な情報交換ができました。

会議の様子①

会議の様子①

会議の様子②

会議の様子②

その後の意見交換の中では、安全衛生の観点から36協定内容や長時間労働是正の取り組みについて各社の様子を確認したり、為替変動に対する海外出張日当のあり方についての意見交換がされ、有意義な時間はあっという間に過ぎていきました。

その後は懇親会として犬山に移動し木曽川の鵜飼遊覧で交流を深めました。屋形船で木曽川を遊覧しながら美味しい折り詰めに舌鼓を打ち、美しくライトアップされた犬山城を背景に久しぶりの対面交流を楽しみました。初めて見る鵜飼は幻想的でありながら、紐に繋がれた10羽の鵜たちが次々と潜っては魚を飲み、引き上げられては魚を吐く光景を見ると、鵜たちの過酷な労働条件にやや心を痛めました。「鵜たちの世界に労働組合があったら、鵜匠たちと団体交渉をするのだろうか…」と想像しながら、鵜飼遊覧を通じて労働組合の大切さを気づかせようとする佐藤エリア議長の思慮深さに心を打たれ、本年度2回目のエリア会議は膜を閉じました。

屋形船

屋形船

屋形船での懇親会

屋形船での懇親会

鵜飼

鵜飼

次回のエリア会議は、新年度12月~1月を予定しています。

2023年度第1回中部エリア会議

中部エリア会議は3月24日(金)、2023年度第1回目のエリア会議を開催しました。今回も対面とオンラインのハイブリット形式で行い、10単組14名が参加しました。

冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「コロナ禍の制限も解除されてきており、対面で多くの皆さんと顔を合わせることができて嬉しく思う。エリア会議は肩ひじ張らずに自由に意見交換できる場にしたいので、気楽に参加してもらいたい」と参加者に呼びかけました。

会議では、各組織の企業状況、春闘の交渉状況、組織課題等の共有と意見交換を行いました。意見交換では、初任給是正に対する考え方や、各組織での組合費のあり方についてなど、活発な議論が交わされました。

その後は懇親会の会場に場を移し、久しぶりにアクリル板越しではない交流を楽しみながら、次回の労使研修会の幹事エリアとしての決意を共有することができました。

次回のエリア会議は7月~8月を予定しています。

会議の様子

オンラインでも参加

2022年度第2回中部エリア会議

中部エリア会議は4月22日(金)、今年度第2回目となるエリア会議を開催した。コロナ禍の状況にも配慮し、会議は対面とオンラインのハイブリッド形式で行い、11単組14名が参加した。

冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「コロナ禍ではあるが、できるだけ皆さんと顔を合わせてエリア会議を行いたいと思い、今回は対面とオンラインの併用での開催とさせていただいた。ざっくばらんに意見交換する場としたい」と呼びかけた。

会議では最初に、投開票予定日まで3ヶ月を切った第26回参議院議員通常選挙における「村田きょうこ」支援の取組みについて意見交換が行われ、「政治活動に対して組合員の理解が得られなくなってきている」といった苦労や、「ファンミーティングを休日開催にできないか」といった意見などが共有された。

また、各組織の状況および春闘の取組みについて報告が行われ、多くの企業では業績が好調であり、春闘交渉についても昨年に比べて良い結果となったことが報告された。

最後に、12年余りにわたり電機部会に参画いただき、今期をもって退任されるレシップ労連の大橋書記長から、「電機部会ではいろんな活動に参加させていただいた。全国の人達といろんな意見を交わすことができ、会社との交渉にも役に立つことが多かった。今まで本当にありがとうございました」と感謝の言葉が述べられ、参加者からは労いの言葉が寄せられた。

次回の中部エリア会議は8月~9月に開催予定。

情報交換の様子

情報交換の様子

退任の挨拶をする大橋さん

退任の挨拶をする大橋さん

2022年度第1回中部エリア会議

第1回中部エリア会議参加者

中部エリア会議は1月24日(月)、第1回労使研修会後の意見交換会と兼ねて、今年度第1回目となる会議を開催した。会議はオンラインで行い、8単組10名が参加した。

最初は労使研修会での戸村先生の講演について意見交換を行い、参加者からは、「自社でもメンタル不調の社員がおり、タイムリーな内容で参考になった」「自社で新たに評価制度が始まり、評価結果のフィードバック面談等でハラスメントが起こらないように今回の内容を活かしたい」といった感想が出された。

その後の各単組からの状況報告では、多くの単組で製造業の追い風を受けての好業績が報告された一方で、依然コロナ禍の影響を受け続けている業種では、引き続き厳しい状況にあることが報告された。春闘の取り組みについては、各単組で要求内容を検討中としながらも、いくつかの単組では、今季は強気に賃上げを求めていくという声も聞かれた。

最後のあいさつで佐藤中部エリア議長は今春闘について触れ、「世間の風潮も賃上げに追い風となっている。格差是正に向けて社会全体の流れを作っていきましょう」と参加者を激励するとともに、今夏に控える参議院選挙に向けて、「村田きょうこ」必勝の取り組みへの協力を呼びかけた。終わりに、「4月~5月に予定する次回の中部エリア会議は、是非対面で実施したい」とコロナ収束に向けての希望を述べ、散会となった。

 

2021年度第3回中部エリア会議

中部エリア会議は10月10日(日)に、12単組17名が参加し、2021年度第3回目の会議を飯田会場とWeb会議併用で開催した。

冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「コロナ禍も落ち着いてきたが、各社・単組の行動規制にも濃淡があると思われる。本日は一部飯田会場で約2年ぶりの面談会議が叶ったが、この状況のままコロナ禍が収束し、全員が一堂に会してできる日を楽しみにしている」と思いを語った。熊谷部会長からは、「10月1日からは緊急事態宣言や蔓延防止対策等重点措置も完全に解除され、少しずつ人の流れにも動きが出てきているが、ここで気を緩めないようにして頂きたい。JAMの芳野友子さんが連合の新会長に就任されびっくりしているが、連合副会長時代より女性リーダーとして一丁目一番地でジェンダー平等を訴えてこられた方であり今後に期待したい」と述べられた。また、国際経済労働研究所の紹介もあり、労働運動調査センターの組織調査の概要を知る機会となった。

各単組からの状況報告では、コロナ禍を背景に好調な企業も多く、過去最高利益を予想する企業もあった。一方では、部材・部品供給が間に合わず、生産に大きく影響しているとの報告もあった。また、今秋闘では、労働環境の改善を要求する単組も多く、年休・休日日数の増日や雇用延長者の労働条件の向上を目指すとの報告も多かった。ワクチン接種による副反応への休暇対応についても質問が上がり、各企業での対応を参考にしていた。

会議終了後は、久々に懇親会を開催し、2年ぶりの再会を楽しむことが出来た。

2021年度第2回中部エリア会議(5/21開催)

中部エリア会議は5月21日(金)に、10単組14名が参加し、2021年度第2回目の会議をWeb会議で開催した。

冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「コロナ禍による緊急事態宣言が出ていなければ、地方単位で集合してのWeb会議も考えていた。今回もそれぞれの単組単位でのWeb会議となるが、中部エリアらしさを出していただきたい」と対面会議への思いを語った。熊谷部会長からは、「コロナ禍で大型連休も家での生活を強いられ、皆さんのストレスも溜まってきていると思う。密を避け運動などで日頃のストレスを解消していただきたい。7月に労使研修会を計画しているが、コロナ禍でも電機部会らしく楽しい企画も考えていきたい」と語った。

各単組からの報告では、コロナ禍での企業状況、春闘の取り組み、組合活動全般に関する報告があり、コロナ感染者については、昨年から各企業で関係者含め数人が感染している状況で、保健所の指導に沿って対応しているが、製造現場ではリモート対応は難しく、感染を広げない対策をなんとか講じながら対処しているとの話があった。会社業績は、減収ではあるものの激減したところは少なく、逆にコロナ禍の需要により業績を伸ばすところもあり、製造業のみに注視すればリーマンショック時とは違った業績の流れを感じた。

また、春闘のベースアップ回答の有無については、今期の業績は悪くないが、先行きの不透明さから消極的な回答も多く、付帯事項としてテレワーク手当や積み立て年休の取り扱いを労使協議している単組も多く見られた。

2021年度第1回中部エリア会議の開催

中部エリア会議は1月14日(木)に、9単組13名が参加し、2021年度第1回目の会議をWeb会議で開催した。

冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「コロナ禍により、今回も対面での会議が出来なくて残念だが、今は我慢するしかない。引続き中部エリアの活動が途切れることなく活動を進めていきたい」と述べ、熊谷部会長からは、「11都府県で緊急事態宣言が出され、皆さんに直接お会いすることが出来なくて残念。コロナ禍では、まじめさ・楽しさ・盛り合わせの、まじめな部分しか出来ていない。全ての目的が叶うよう、今年も楽しくやっていきたい」と今年の抱負を語った。

伊藤職員からは、2021春闘の法改正に関するJAMの取り組み指針について触れられ、パワハラ防止や女性活躍推進、育児・介護、高齢者雇用などの法改正についての説明があった。

その後の各単組からの報告では、企業状況、春闘の取り組み、組合活動全般に関する報告があり、企業状況では、ほぼすべての企業が減収減益となり、昨年までの好調さは一転した。また、組合活動については、イベント・行事が中止となる中、組合員同士で人となりを知ってもらうための組合員文集の発行や、機関紙・ビラに工夫を凝らし、抽選券や数独ゲームなどを掲載し、組合事務所との距離を縮めようと努力している単組もあった。

終わりに熊谷部会長からは、自組織の労使問題について触れ、45年ぶりに団体交渉を開催したとの緊張感のある話を聞いた。また、コロナ禍の時間を上手に使い、300ページにも及ぶ“SF小説”の大作と、“メガネ女子”の絵を毎日一枚ずつ書いており、138枚目になったと趣味の話になり、盛り上がった。

通常であればこの後の懇親会で、楽しさ・盛り合わせの時間となり、さらに深い意見交換ができるが、コロナ禍の制限で懇親会も出来ず、少し寂しい顔を皆がしていた。

2020年度第2回中部エリア会議の開催

中部エリア会議は7月2日(木)に、11単組14名が参加し、2020年度第2回目の会議をWeb会議で開催した。
冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「新型コロナウイルス感染拡大の影響により労働組合活動は停滞し、会社業務も一時帰休などで大変な状況と察する。本日は初めてのWeb会議となるが、意見交換を中心に会議を進めていきたい」と述べ、熊谷部会長からは、「半年振りに皆さんにお会いすることが出来た。活動が出来ない状況で皆さん苦労されていると感じる。電機部会の行事も海外視察や労使研修会が中止となり、さらに秋に神戸で予定している総会も開催が危ぶまれる状況。悲観的になりがちだが、電機部会は前に進んでいきましょう」とWeb会場を元気づけた。
その後各単組からは、企業状況、休業状況、COVID-19への対応、春闘・一時金状況、組合活動全般に関する状況などの報告があり、対応への課題などの意見交換がされた。パソコン画面を見ながらの意見交換だったが、テレワークや現場の稼働状況、一時帰休状況や春闘・一時金交渉など幅広い内容の情報交換がされた。最後に八木事務局長から、「ほとんどの行事が中止されてきた中で、今後のエリア会議や三役会議の開催に悩まされる。JAMや各企業の会議・出張制限などを参考に、顔を合わせてのリアル会議の検討をしたい」との話があり、さらに情報交換が行われた。

2020年度第1回中部エリア会議の開催

中部エリア会議は、12月20日(金)に、15単組19名が参加し、2020年度第1回目の会議を名古屋市内で開催した。
冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「新年度となり出席者の顔ぶれも変わったが、ざっくばらんに話が出来る会にしていきたい」と抱負を述べ、熊谷部会長からは、「来年4月より施行となる働き方改革関連法については、中小は働き方改革の部分、大手は同一労働・同一賃金へ向け、結構やることが多い。見落としのないよう労使でしっかりと詰めて頂きたい」と述べ、早急な労組の対応を促した。
春闘方針説明で伊藤担当は、「2019春闘は、賃上げの流れは継続したが、社会全体への広がりは不十分であり、2020春闘では、分配構造の転換につながり得る賃上げに取り組む」との連合の考え方に触れ、企業規模間格差や雇用形態間格差の是正の必要性について話があった。
情報交換で各単組からは、企業・単組・秋闘状況の報告があり、米中貿易摩擦、日韓貿易問題の影響もあるが、オリンピック特需など会社は年末一時金までは前向きな姿勢を示しているとの見解が多数見られた。ただし、会社は来春からの先行き不透明感は強く、春闘交渉は厳しくなると予想した単組が多く見られた。
また、情勢の厳しさから、日本電産セイミツ(株)の事業譲渡により、この12月をもってJAM日本電産セイミツ労組は、51年の歴史に幕を閉じるとの報告があった。今後は事業譲渡先への転籍もしくは再就職支援サービスを受けることとなる。
会議後には、日本電産セイミツ労組の池内委員長のご苦労様会も兼ねて懇親会を行い、より深い情報交換が行われた。