参加単組の拡大を意識した活動を-第19回総会(2017.10.29)

 2017年10月29日(日)ホテル姫路プラザにて、JAM電機部会第19回総会並びにJAM電機部会労使会議第18回総会を開催しました。本総会への参加者は、【総会】労組:34単組53名、【労使会議総会】労側:34単組53名、使側:14社17名にものぼりました。総会に先立って、田中ひさや組織内議員候補者(JAM副会長)が、お見えになり、ご挨拶を頂きました。
 それぞれの総会の冒頭において、大川部会長から「産業構造の変化のスピードは激しく、対応次第で企業業績への影響が大きく変わっていくであろう。ものづくり産業の将来にわたる活力を取り戻すためにも、JAM電機部会の活動は重要性を増していく。これまで以上に、労働条件と企業状況の情報交換を基にした活動が、電機部会活動の推進力となる。」と、力強いご挨拶がありました。
 2018年度活動方針・活動計画においては、「魅力ある部会活動として、『顔合わせ』から始まり、『心合わせ』、『力合わせ』、『しあわせ』、『(まじめさ楽しさ)盛り合わせ』と発展を遂げてきたことを踏まえ、引き続き加盟単組が参加して良かったと思えるような活動に取り組む」ことが確認され、他の議案(文末参照)についても満場一致で確認されました。
 また、本総会をもって、労側6名、使側4名の役員が退任されました。改めまして、これまでのご尽力に際し感謝いたします。
<労側>事務局長:井上信治様、副部会長:宮脇貴志様、後藤智洋様、幹事:伊藤伸様、梶山幸秀様、河邊佑之介様
<使側>副代表幹事:世古義彦様、幹事:竹内清行様、柴田啓介様、各務誠様
 なお、本総会は西日本エリアにて企画・運営頂きました。翌日の”おもてなし”含め、大変お疲れさまでした。(記:事務局長 八木佳紀)

【JAM電機部会第19回総会】
-報告-
(1)2017年度活動報告
(2)2017年度一般会計・分担金会計・特別会計報告
(3)2017年度分担金会計・特別会計 監査報告
-議案-
(1)2018年度活動方針・活動計画に関する件
(2)2018年度予算に関する件
(3)役員交代に関する件
(4)表彰に関する件

【JAM電機部会労使会議第18回総会】
-報告-
(1)2017年度活動報告
-議案-
(1)2018年度活動方針・活動計画に関する件
(2)役員交代に関する件

2017年度 第3回 西日本エリア会議実施

2017年8月18日(金)に10単組18名が参加して、2017年度3回目の会議を、私の職場であります、三社電機製作所 滋賀工場で開催いたしました。
前回の寺崎電気産業様に引き続き、福利厚生の一環でもある食堂見学も含めて、食堂での昼食後のスタートでした。
工場見学では、寺崎電気製のMCBが使われている電源の紹介も含めて、ケース、加工、基板製作から完成品までの、一貫工場を見学していただきました。
会議中での情報共有に引き続き、懇親会も含めて単組課題の意見交換などが行われ、また、恒例のOBの懇親会への参加もあり、活発なエリア会議となりました。

2017年度第2回労使研修会

JAM電機部会では,2017年度第2回労使研修会を多摩川精機株式会社さまのご協力のもと,長野県飯田市で開催しました。
今回の労使研修会のテーマは「企業内保障」。生活経済研究所・長野から講師:市村先生をお招きし,安心して働ける企業にするための企業内保障のあり方について学びました。よく保険の設計をする際には社会保険の公的保障を前提に,どれくらいの保険をかけるのかということを考えなければならないシーンがありますが,ここで忘れてはならないのが企業での独自保障(企業内保障)。これは,その会社独自で設計されているため,その会社の労使で周知をしないと外からでは誰にも分かりません。特に死亡時のご家族の立場に立った具体的な申請・支給の手続きまでを考えた周知が必要です。さらに,ここはほっておいても勝手にはよくならない。賃金を上げることはなかなか難しくてももういちど企業内保障を点検し,さらに充実させることが大きな安心と可処分所得を生んでいくことを学びました。さっそく点検しなきゃ!
次の日は多摩川精機株式会社さまを見学し,油量計から始まり,産業を地元に起こすために飯田で会社を設立した歴史から,現代に至るまでの独自のユニークで高い技術に裏打ちされた工場を見学させていただきました。(事務局長 井上信治)

2017年度 第2回 西日本エリア会議実施

2017年3月24日(金)に10単組21名が参加して、2017年度2回目の会議をテラサキ労働組合様のご協力により、寺崎電機産業株式会社 加美工場様で開催いたしました。

今回は2月の労使研修会で福利厚生の一環として食堂改善の話があったこともあり、昼食を食堂でいただいてのスタートでした。食堂では、前日予約システムなどの構築により、鉄板で温められたグリル定食などがワンコイン以下で食べれるなど改善を繰り返された食堂で、皆が感心して見学と意見交換がなされました。

春闘最中の時期でもあり、会議中での情報共有はもちろんのこと、懇親会も含めて単組課題の意見交換などが行われ活発なエリア会議となりました。

また、食堂改善の意見提起をしていただいた中部エリア、エナジーサポート労働組合から、エリアを超えて佐々木執行委員長、永井執行委員にも参加いただき、ありがとうございました。

 

第1回労使研修会

2月6日に第1回労使研修会をJAM本部で開催いたしました。当日は労側30名、使側12名の参加があり、現在ガイドラインが策定され労使共にホットな話題となっている『働き方改革〜同一労働同一賃金』について東京大学 社会科学研究所の水町勇一郎教授をお招きしご講演いただきました。正規といわゆる非正規の差をどのように解消していくのか、現場の課題を見据えながら労使ともに考えていかなければなりません。改めて課題意識を持ち誠実にそして着実に組合員はもちろん働く方々の期待に応え、安心して働ける社会を実現していかなければならないと感じました。参加されたみなさまありがとうございました。共に頑張りましょう。(事務局長 井上信治)

2017年度第1回 西日本エリア会議実施

1月19日(木)に、9単組15名が参加して、2017年度1回目の会議を、JAM西日本会館にて開催いたしました。

会議の中では、現状の単組報告と合わせて、2017春闘のJAM方針に基づいた要求案に関した意見交換を中心に行われました。各単組とも要求案の構築時期ともあり、賃上げの必要性や根拠などに関する議論とともに、働き方改革に関しても各単組が意見を持ちより、意見交換を実施いたしました。

年明けの多忙な時期ではありますが、春闘方針案に関して、多方向からの情報交換ができ大変有意義な会議となりました。

懇親会におきましても、西日本恒例のOB参加もしていただき、大変盛り上がり、さらなるエリア会議の結束がなされました。

2017年度総会開催

JAM電機部会は2016/10/30-31,新横浜において総会を開催し昨年の活動を振り返るとともに2017年度の活動方針・予算を審議,可決いたしました。あわせて労使会議としての総会も開催し労使での意見交換も活発に行われました。
総会に合わせて今期で退任する方々の表彰をさせていただき,新役員体制を承認いただきました。これからも楽しく有意義な活動を進めて参ります。

翌日にはJ-TREC:株式会社総合車両製作所さまのご協力のもと,同社の工場を見学させていただき,歴史ある工場のもの作りの現場を体感いたしました。

あいさつをする大川部会長

あいさつをする大川部会長

提案を聞く参加者

提案を聞く参加者

新役員の挨拶

新役員の挨拶

退任役員の挨拶

退任役員の挨拶

工場見学

工場見学

2016年度第3回 西日本エリア会議実施

8月19日(金)に、11単組28名が参加して、2016年度3回目の会議をシマノ労働組合様のご協力により、株式会社シマノ様 本社工場で工場見学を兼ねたエリア会議を開催いたしました。

刃物などの金属加工が発展していた堺の地で創業して、2015年に同じ堺の地にリニューアルされた新工場を見学させていただきました。
加工精度やものづくりの技術に感心させられたことと併せて、本当に加工工場なのかと疑うような綺麗な職場環境や自動化生産ラインには大変驚かされ、各単組にとって意義のある見学が実施できました。

会議の中では、現状の各単組の現況や悩みなどを意見交換により共有を行い、あらためてエリア会議での結束を図りました。

懇親会におきましても、OBにも参加いただき、意見交換の延長で大変盛り上がり、有意義な会議開催となりました。
JAM記念写真

2016年度第2回労使研修会〜新潟

JAM電機部会では2016年8月5日〜6日にかけて労使研修会を行いました。

初日は柏崎刈羽原子力発電所を見学し、東京電力労働組合の方々から原子力発電所の現状について説明を受けるとともに、セキリュリティや安全に対する取り組みについて学びました。

2日目は長岡技術科学大学工学部教授の上村靖司先生から“『ど』ローカルからグローバルへ”というタイトルでご講演を拝聴し、地域のかかける問題の解決や、ものづくりを担う人材の育成などについて大変わかりやすくご説明をいただきました。

労側、使側に別れて行われた意見交換会では有意義な意見交換会が行われ、労側では春闘の要求案の作成に関しての産別の要求と各単組の要求のあり方について率直で本音の議論を行い、来たる次年度の春闘に向けた気持ちを高めていきました。

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労側の意見交換会

上村教授のご講演

上村教授のご講演

中部 2016年度第3回会議(福島視察) 行う

中部エリア会議は7月24日(日)から25日(月)にかけて、2016年度3回目の会議を東北で行い、7単組12名が参加した。

今回は、東日本大震災から5年が経過した現状を認識し、それぞれの活動の糧とすることを目論み、連合福島・澤田副事務局長のアテンドを頂き、東日本大震災での津波や原発事故の被災地を視察した。

福島第1原発の近隣と北西方角の地域は今なお「帰還困難区域」とされ、幹線道路の全ての脇道にはバリケードが張られ、雑草が生い茂り、時間が止まったままの様な風景や、「居住制限区域」でも広大なスペースに除染廃棄物が納められ、袋の寿命を迎えようとしている黒いフレコンバッグの山積みを目の当たりにし、改めて心を痛めた。

一方、海岸にほど近い地域では、壁と屋根しか残っていないボロボロの建物を眺める傍らで、新たな住宅建築や防潮堤工事など、復興に向けた人々の力強さを感じた。 また、楢葉町に7月に開所したばかりの、原子力災害対策センターを見学することもできた。

今回の視察では、4月に発生した熊本地震にも重ね合わせ、地震による二次災害の爪痕の大きさを、脳裏に焼け付けことになった。

なお、初日の会議では、政策・制度の取り組みに関してや、労働者の休息に関する意見交換を行った。

帰還困難区域居住制限区域