2019年度第2回JAM西日本エリア会議

2019年4月16日(火)にテラサキ労働組合様にてJAM電機部会2019年度第2回西日本エリア会議を開催いたしました。当日は、天候にも恵まれ、春の暖かい日差しを感じる食堂横の会議室にて、9単組13名の方に参加頂き、各単組の春闘状況報告ならびに意見交換会を実施いたしました。会議開催日まじかまで、春闘交渉で大変な折にもかかわらず、テラサキ労働組合様には、御協力頂き、ありがとうございました。

今回の会議では、最初にJAM本部より、春闘状況全体についてと、政策実現についての報告をしていただきました。その後情報・意見交換会では、初めてエリア会議に参加するメンバーがおられましたので、自己紹介を含めた各単組の春闘状況や働き方改革関連法に伴う春闘付帯要求などについて意見交換をしていただきました。話題に上がった件名は、年次有給休暇5日間取得について、時間単位での有給休暇について、各種手当の見直しに関する取組について、定年延長、再雇用について、などの、課題や問題点などが報告され、各単組では、どのように取組んでいるのか、意見交換、情報共有を行いました。

会議の後、懇親会をテラサキ労働組合事務所にて実施いたしました。焼肉、しゃぶしゃぶ、お鍋、から揚げ、サラダ、焼そばなどを、組合長を中心に手作りして頂き、できたて熱々を、お腹いっぱい美味しく堪能させていただきました。最後に応援用ミニ動画を撮影して、大変盛り上がり、西日本エリアの結束を図れた、有意義な会議開催でありました。準備していただいたテラサキ労働組合の皆様には、大変感謝いたします。ありがとうございました。

2019年度第2回労使研修会の開催地が長岡市に-2019年度第2回労使幹事会・労組三役会・労組幹事会(2019.4.9)

 2019年4月9日(火)JAM本部会議室(東京)にて、労使幹事会をはじめとした諸会議を開催しました。
【参加者数】
<労使幹事会>労側:9名/9名中、使側:7名/9名中
<労組三役会>9名/9名中 <労組幹事会>14名/18名中
 本会議では、2019年1月27日に開催した第1回労使研修会の振返りを行い、主に参加者みなさんのアンケート結果を確認しました。「衡平理論」、「関係的報酬」、「能力の高原プラトー」といったキーワードに共感する意見や、「人事制度には一貫性が大切である」こととの自組織とのギャップを感じた意見などがあがり、研修会の内容について97.6%の方が”良い”と記入されていました。また、時間に限りがあり、「手続き的公平さの考え方」や「衛生要因」について、もっと詳しく聞きたいという回答もありました。
 また、主な協議事項としては、第2回の労使研修会の日程・会場・研修会内容について議論しました。今回は西日本エリアが担当です。日本三大花火大会の一つ、長岡花火は昭和20年8月1日の長岡空襲、2004年中越地震・2007年中越沖地震などに対し、鎮魂・慰霊、平和への祈り、復興を記念するための花火大会です。JAM組合員においても、自然災害によって2名の組合員の尊い命を失い、多くの被災者が発生しました。この長岡花火の鑑賞、自然災害への備えの講演を通じ、組合員に何らかのメッセージを伝えるきっかけになる研修会とすることを決定しました。

<第2回労使幹事会議案>
1.報告事項
(1)JAM電機部会第1回労使研修会
2.協議事項
(1)2019年度第2回労使研修会
(2)JAM電機部会結成20周年記念事業
(3)今後の機関会議日程

《今後の会議日程》
●JAM電機部会第2回労使研修会
 ・日時 2019年8月3日(土)13:00 ~ 4日(日)朝解散
 ・会場 寺泊岬温泉ホテル飛鳥

●JAM電機部会第21回総会・労使会議第20回総会
 ・日時 2019年10月27日(日) ~ 28日(月)
 ・会場 東京都もしくは神奈川県(検討中)

 なお、報告が遅くなりましたこと、お詫びいたします。(記:事務局長 八木佳紀)

2019年度第2回中部エリア会議の開催

中部エリア会議は、5月10日(土)に、8単組11名が参加し、2019年度第2回目の会議を名古屋市内で開催した。

冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「米中貿易摩擦の影響を労組として注視していく必要がある」また、大津市の園児事故に触れ、「園児が犠牲となった痛ましい事故だった。ものづくりの観点で見れば、人間は必ずミスを犯す。安全装置やセンサーの開発などを進め、早く自動運転を可能にして欲しい。社会に貢献できる企業を目指していくことが必要」と今後のものづくりの重要性を語った。

また、JAM伊藤担当からは、2019春闘の情勢報告があり、「昨年同様に中小労組が頑張っている。大手労組の回答後も、回数を追うごとに賃上げは増額している。また、特に小規模なところは、従業員を確保するために、極端な給与アップやベースアップを行うところも出てきている」と今年の春闘の特徴説明があった。

その後、各単組からは、企業・単組・春闘状況の報告があり、米中貿易摩擦の影響もあり先行きは不透明だが、企業状況は昨年並みで推移しており、春闘交渉も昨年同様かそれ以上の回答を得ている単組がほとんどであった。また、各単組からは、コンプライアンス、事業統合に関する報告や、ユニオンショップ協定、初任給是正、復職制度、介護手当、海外出張手当、テレワーク、残業規制などの課題や問題点が報告され、意見交換を行った。会議後には懇親会を行い、それぞれの組織課題について、より深い意見交換が行われた。

2019年度第2回東日本エリア会議

2019年4月22日、友愛会館会議室にて第2回東日本エリア会議を開催しました。

会議には15名出席いただき、電機部会第1回労使研修会および第2回三役会/労使幹事会における内容報告の後、春闘報告や単組報告、テーマ別ディスカッションを行いました。テーマ別ディスカッションでは普段行っているような各社の制度について情報交換のみならず各労組における基幹会議の進め方や執行委員の選出方法など、組織運営において苦労されている部分を情報共有しました。多くの組織において簡単に労組役員になってもらえず苦労しているということを実感しました。(今回はちゃんと会議風景も掲載します)

また、今回は平日の日帰り開催ということで会議終了後、懇親会を行いその後解散としました。懇親会会場は「個室肉バル ミートチーズ酒場」という名前に惹かれ予約したのですが、純和風な居酒屋でしかも料理も完全な純和風居酒屋の料理でした。(涙) ネットで予約することのリスクです。

次回の電機部会総会の担当が東日本エリアということで、開催場所などの参加いただいた皆さんからのご意見を参考にしながら進めて行きますのでよろしくお願いします。

 

 

 

日本の人事管理の課題-2019年度第1回労使研修会(2019.1.27)

2019年1月27日(日)東京・友愛会館にて、2019年度初めての労使研修会を開催しました。時節柄、インフルエンザや風邪などが流行し、当日に欠席となった方々もいらっしゃいましたが、42名(労側29名、使側13名)の参加があり、冒頭労使それぞれの代表の方よりご挨拶いただきました。

【講演会開催の主旨】
2018年度第2回労使研修会で「モノサシがない日本の労働市場 ~公正な労働取引の理論~」と題し、大藪講師より労働の需給状況によって労働条件が調整される外部労働市場(ELM)、企業の個別事情に応じて個人の報酬が決まる内部労働市場(LMN)の概念、課題について講演いただきました。参加者の皆さまより、人事制度やマネジメントには一貫性が大切であること、日本の労働報酬の考え方の理解が進んだ、大藪講師に再度講演いただきたい、との声をいただきました。
これらを踏まえ、人材マネジメント(HRM)の観点を踏まえた日本における人事制度の課題について、今回も大藪講師に講演をお願いすることとしました。2019年4月から労働法制が改正を迎え、各組織にて対応が必要となってきます。制度改定といった形の対応も重要となってきますが、HRMの重要性も忘れてはいけません。このような気づきをいただき、各組織にて何らかのヒントとなるよう期待し講演会を開催しました。

●講演会テーマ
「日本の人事管理の課題 ~賃金・公正・人材の基礎理論~」
<そもそも何が問題か?>
1.誰がどれだけもらうべきか? → 分配の公正問題
2.なぜ社員は頑張る/らないのか? → 心理的契約、動機づけ
3.賃金はどのように決まるのか? → 賃金制度、労働市場
4.そもそも社員はみな同じか? → 人材の類型
5.職務と能力の不一致? → 昇進のしくみ

後援会の後は、労使それぞれに分かれて会議を行いました。

●労側情報交換会:2019春闘情報交換

●使側情報交換会:JAM2019春闘方針説明(JAM平野氏)、情報交換

(記:事務局長 八木佳紀)

2019年度第1回中部エリア会議の開催

中部エリア会議は、1月20日(日)に新たに交代された役員も加わり、11単組15名が参加し、2019年度第1回目の会議を名古屋市内で開催した。冒頭の挨拶で八木事務局長は、「春闘での使側の考え方が変わってきている。ここ数年、官製春闘と言われ政府主導としてきたが、今回、経団連会長は、賃上げはきちんと労使の決定でやるべきと明確に打ち出してきている。人手不足は進み、有効求人倍率は1.5倍を超え、中小企業がこの春闘で賃金をきちんと確立していかなくては、日本の物づくりが危ないのではないかと感じる」と強調した。
企業・単組状況報告では、出席の11単組より報告があり、今期はまだ好調を維持しているが、米中貿易摩擦等の影響も出てきており、来期の見通しは不透明との見解が相次ぎ、明らかに潮目は変わっているとの判断をしていた。また、各組織の課題や、昨年の秋闘結果、今春闘要求に関する意見交換では、家族手当の見直し、男女間の賃金格差是正、60歳以降の賃金ベースなど、問題点への対応や取り組み報告がされた。今春闘では、出席の全単組はベースアップ要求をしていく方向だが、考え方や具体的数字に関しては、独自性をもって取り組みを行っていくとのこと。
会議後には懇親会を行い、それぞれの組織課題について、より深い意見交換が行われた。

2019年度第1回西日本エリア会議

2018年12月12日(水)にテラサキ電気産業株式会社様でJAM電気部会2019年度第1回西日本エリア会議を開催いたしました。当日は、雨も上がり、日差しも覗いていましたが、気温は低く、少し肌寒く感じる中、8単組12名の方に参加いただき、食堂見学、昼食会、工場見学、働き方改革関連法に関する各単組の取組進捗報告ならびに意見交換会を実施いたしました。12月の非常に忙しい折にもかかわらず、テラサキ電気産業株式会社様、テラサキ労働組合様には、御協力頂き、ありがとうございました。

食堂見学、昼食会では、2016年に新設された食堂にて昼食を頂きました。食堂は、明るく清潔感が有り、3色の椅子が規則正しく配列され、リラックスできる空間でした。3種類の定食は事前予約制を行っており、新鮮で、ロス無くおいしい食事をしていただく為の、システムで運用他にも、カレーや、麺類、(予約不要)なども有りました。さば定食を頂いた感想は、切り身が大きいこと、とてもやわらかく、温かくおいしかったです。

工場見学では、大型MCCB(ブレーカ)の組立ラインと、ブレーカの部品工場を見学いたしました。加美工場は、2016年に本社棟を新設されMCCB(ブレーカ)や船舶用配電制御システム等を製作されております。工場の外観は、歴史有る平屋づくりの工場でしたが、工場内の温度管理等、職場環境は改善されていると感じました。1台200Kg~300Kgある超大型MCCB(ブレーカ)には驚きました。又、銅ブスバー、樹脂成型、板金、メッキにいたるまで、部品の内製化にも驚かされました。

働き方改革関連法に関する各単組の取組進捗報告ならびに意見交換会では、事前に各単組より取組進捗内容データを送ってもらい会議室に投影して、発表していただきました。残業時間の上限規制(第36条)の取組については、3労組より発表。 年5日の年次有給休暇取得義務については、6労組 他、配偶者、海外転勤者、不妊治療、育児休業、育児時短、他などに関する活発な意見交換を行い、共有を図ることが出来ました。  会議の後、懇親会、交流会を開催し、西日本エリアの結束を図れた、有意義な会議開催でありました。

 

2019年度第1回東日本エリア会議

2018年12月9日にアズビル東北支店さま(仙台)の会議室をお借りして、第1回東日本エリア会議を開催しました。17単組18名の皆さんにご参加いただき、様々な議論を行うことができました。

単組報告での特徴としては、各社の業績は増収増益から減収減益までまちまちで、同じ電子機器でスマホの部品を扱っていても、機種の違いによって明暗がはっきり分かれてしまうという、業種全体で語れる時代ではなくなっているという印象を受けました。また、組合としては来春から施行される働き方改革関連法への対応として労使で議論を行っているものの、対応の仕方も企業によって様々で、色々と参考になる話を聞くことができました。

テーマ別ディスカッションでは、やはり働き方改革関連法への対応について、5日の有休取得や時間外削減についての話から、組合としての総合福祉、慶弔金、時短勤務、海外赴任者対応、シフトカレンダ、周年記念行事など多岐にわたり、各単組の特徴的な取り組みなど、様々な情報交換をすることができました。

また、大変恐縮ですが、またしても会議風景の写真を撮り忘れてしまいました。申し訳ございません。会議はまじめに行っております!

会議の後、仙台といえば「牛たん」ということで、恒例の牛たん祭りを実施しましたが、祭りには程遠い量しか出てこず、祭りは始まる前に終わり、仙台の夜は更けて行ったのでした…

2019年度第1回労使研修会について議論する-2019年度第1回労使幹事会(2018.11.30)

 2018年11月30日(金)月の栖 熱海聚楽ホテル(静岡)にて、2019年度第1回労組三役会議(参加者7名/9名中)・労使幹事会(労側7名/9名中、使側6名/9名中)・労組幹事会(11名/18名中)・使側情報交換会(6名/9名)を開催しました。
 2019年度初めての労使研修会の内容について、主に議論を行いました。2018年度の労使研修会のアンケート調査より、人事制度の運用や改定を行っている中での評価の納得性や公平性などへの悩み声も多く、2019年4月に改正される働き方改革法案への対応も踏まえながら、日本における人事制度の課題を人材マネジメントの視点を踏まえた内容の講演を企画することとしました。電機部会に加盟する多くの皆さまの参加を期待しています。(記:事務局長 八木佳紀)

<第1回労使幹事会議案>
1.報告事項
(1)JAM電機部会第20回総会・労使会議第19回総会
2.協議事項
(1)2019年度第1回労使研修会について  
(2)電機部会結成20周年記念事業について
(3)2019年度 機関会議日程について

<今後の会議予定>
●2019年度第1回東日本エリア会議
 ・日時:2018年12月9日(日)13:15~10日(月) 
 ・会場:アズビル株式会社東北支店

●2019年度第1回西日本エリア会議
 ・日時:2018年12月12日(水)12:45~
 ・会場:寺崎電気産業株式会社・テラサキ労働組合

●2019年度第2回中部エリア会議
 ・日時:2019年1月20日(日)PM 
 ・会場:愛知県名古屋市内

〇2019年度第1回労使研修会
 ・日時:2019年1月27日(日)13:00~17:00
 ・会場:友愛会館(東京・JAM本部)

〇2019年度第2回労使幹事会(労組三役会・労側幹事会・使側情報交換会)
 ・日時:2019年4月3日(水)PM
 ・会場:友愛会館(東京・JAM本部)

企業内託児施設を見学する-第20回総会企業見学(2018.10.29)

 JAM電機部会第20回総会・労使会議第19回総会を開催した翌日、電機部会に加盟するCKD労働組合の皆さま、CKD株式会社の皆さまにご協力いただき、CKD株式会社本社(愛知・小牧市)を見学させていただきました。
 2018年度第1回労使研修会で、「働き方・労働環境への対応事例報告」ということで、CKD株式会社の方から「企業内託児所」についての取り組みをご報告いただきました。2018年4月より託児所が開所されたこともあり、見学させていただくこととなりました。

 女性活躍推進行動計画における“女性の継続雇用の割合を60%以上にする”取組みの一環として、企業内託児所を設立されたということです。託児所は「’ohana nursery school」と命名され、入所者は従業員の家族であり会社の家族であるとの思いを込めていらっしゃるそうです。
 木造の暖かさ、大きな窓による自然な光を感じながら、見学させてもらったと共に、食堂で昼食をご馳走になりました。改めまして感謝いたします。(記:事務局長 八木佳紀)

参加者集合写真

参加者集合写真