2025年第2回西日本エリア会議

2025年9月30日(火)、三社電機労働組合の組合事務所にて、JAM電機部会2025年度第2回西日本エリア会議を開催しました。今回は8単組8名の参加のもと、有意義な意見交換が行われました。冒頭、仁木議長より「JAM方針に基づき、働き方を変えていこう」という趣旨の挨拶があり、各単組からの提案や意見を共有しながら、実りある会議にしていきたいとの意気込みが語られました。続いてのJAM報告では、政策制度要求に関するパンフレット作成について議論があり、「誰にでも分かりやすい資料を作成しよう」という方向性が確認されました。電機部会として、日頃の事業活動や職場の課題を踏まえ、「こうだったらいいのでは」という視点を持つことで、より具体的な政策提案が可能になるとの意見が出されました。また、「企業は社会や人々の生活を良くするために活動しているのだから、国の支援を堂々と求めるべきである」との考えが共有され、「わがまま」ではなく「社会のための要求」であるという認識が深まりました。単組報告では、秋闘や付帯要求に関する取り組みについて情報交換が行われました。主な内容は、働き方改革:残業・時間外労働の規制、有給休暇取得を前提とした労使協議の実施。年休取得率の向上:毎月の経営協議会で取得状況を確認し、80%達成、100%を目指す。有給日数の増加:20日から22日へ、取得率現状より上げる必要あり。稼働日の削減、フレックス制度の導入要求、派遣社員の定着課題、時短勤務(7時間50分→7時間45分・30分)への取り組み。ワークライフバランスの推進。定年延長、人事制度変更は経営が良好な時期に実施すべき。みなし労働時間制度の廃止に向けた動きになっている。また、報告の最後に、今回の会議をもって異動となり、西日本エリア会議が最後となる方からのご挨拶もありました。今回の会議は、働き方改革や政策提案に向けた意識共有の場として、大変有意義なものとなりました。

会議終了後は場所を移して懇親会・交流会を開催し、参加者同士の親睦を深めるとともに、西日本エリアの結束を強めることができました。

三社電機労組での会議の様子①

三社電機労組での会議の様子②

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