中部エリア会議は1月14日(木)に、9単組13名が参加し、2021年度第1回目の会議をWeb会議で開催した。
冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「コロナ禍により、今回も対面での会議が出来なくて残念だが、今は我慢するしかない。引続き中部エリアの活動が途切れることなく活動を進めていきたい」と述べ、熊谷部会長からは、「11都府県で緊急事態宣言が出され、皆さんに直接お会いすることが出来なくて残念。コロナ禍では、まじめさ・楽しさ・盛り合わせの、まじめな部分しか出来ていない。全ての目的が叶うよう、今年も楽しくやっていきたい」と今年の抱負を語った。
伊藤職員からは、2021春闘の法改正に関するJAMの取り組み指針について触れられ、パワハラ防止や女性活躍推進、育児・介護、高齢者雇用などの法改正についての説明があった。
その後の各単組からの報告では、企業状況、春闘の取り組み、組合活動全般に関する報告があり、企業状況では、ほぼすべての企業が減収減益となり、昨年までの好調さは一転した。また、組合活動については、イベント・行事が中止となる中、組合員同士で人となりを知ってもらうための組合員文集の発行や、機関紙・ビラに工夫を凝らし、抽選券や数独ゲームなどを掲載し、組合事務所との距離を縮めようと努力している単組もあった。
終わりに熊谷部会長からは、自組織の労使問題について触れ、45年ぶりに団体交渉を開催したとの緊張感のある話を聞いた。また、コロナ禍の時間を上手に使い、300ページにも及ぶ“SF小説”の大作と、“メガネ女子”の絵を毎日一枚ずつ書いており、138枚目になったと趣味の話になり、盛り上がった。
通常であればこの後の懇親会で、楽しさ・盛り合わせの時間となり、さらに深い意見交換ができるが、コロナ禍の制限で懇親会も出来ず、少し寂しい顔を皆がしていた。