どこよりも早い2024春闘に向けた取り組み!!労使でこれからの春闘と政策制度について考える研修会に 第2回労使研修会(2023.8.20~21)

2023年8月20日(日)友愛会館にて、2023年度第2回労使研修会を開催しました。
また翌日21日(月)は国会見学および国会議員との懇談を開催しました。
44名(労側37名、使側7名)の方が参加しました。

■スケジュール■
8月20日  講演/パネル討論・(労使)情報交換会:友愛会館、
夕食懇親会:ホテルニューオータニイン東京
8月21日  施設見学:国会議事堂、
国会議員(泉ケンタ議員、北神けいろう議員)との懇談

■参加者■
<労側>26単組・37名
<使側>6企業・7名

■開催趣旨と概要■
今年の春闘は歴史的な物価高を背景に、当面の物価高への対応のみならず人材確保、価格転嫁など中長期的な視点も踏まえて各労使が真摯に交渉した結果として、3%を超える賃上げ率につながったとされており、転換点になり得る春闘であると言われています。
さて、春闘は来年以降どうなっていくのでしょうか。私たち労使はそれぞれどうしていけばよいのでしょうか。
そこで今回の労使研修会は「これからの春闘を考える」をテーマに、外部の専門家・有識者をお招きし、また労働組合を代表し安河内会長も交えた形でそれぞれの立場でこれからの春闘についてパネルディスカッション形式でお話をいただきます。各企業の労使が来年以降の春闘について共通認識をもつきっかけになればと思います。
また、国会見学およびこれに合わせて国会議員との懇談の場を設定いたしました。国政では、私たち労使が春闘を通じて交渉してきた賃上げ、物価高対策、価格転嫁対応をいったいどのように捉えられているのでしょうか。国会見学はもちろんのこと,国会議員と接点がもてる大変貴重な機会でもあります。ぜひとも労使そろってのご参加をどうぞよろしくお願いします。

●はじめに
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、今回はオンラインとのハイブリッド開催ではなく、対面のみの完全リアル開催となりました。
以下にその様子を報告します。

●労使代表幹事あいさつ
まず、熊谷労側代表幹事からは「猛暑の中、またお休みのところ集合いただき感謝する。コロナが落ち着いたとは言わないが、皆さんにお会いできるようになりうれしく思う。これからますます部会モットーであるまじめさ楽しさ盛り合わせの部会活動ができるようにしていきたい。今回の労使研修会も面白い内容になっている。今年は物価上昇がある中での賃上げ実現で潮目の春闘と言われているが、来年以降継続できるように専門家・有識者をお招きして、「これからの春闘を考える」をテーマにパネル討論をしてもらう。また明日は国会見学と国会議員との懇談もある。楽しみにしている。」とご挨拶いただきました。
また石井使側代表幹事からは「本日まで夏季休暇のところもある中で集合いただき感謝する。これからの春闘を考えるというテーマであり、会社としても人的資本投資、今後の物価上昇の社員への影響、など今年の春闘を通じて課題としてとらえている。これから人事施策として考えていかないといけないテーマであり、考えるヒントとなれば。」とご挨拶いただきました。

●基調講演/パネル討論
今回は、
◎テーマ:これからの春闘を考える
◎基調講演:公益財団法人 日本生産性本部 特別参与 澤田 潤一さま
◎パネル討論
パネリスト:公益財団法人 日本生産性本部 特別参与 澤田 潤一さま
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
リサーチアソシエイト 松上 隆明さま
一般社団法人 成果配分調査会 代表理事 浅井 茂利さま
ファシリテータ:JAM会長 安河内 賢弘
でした。
冒頭、澤田さまより基調講演をいただいたうえで、安河内会長がファシリテートしながらパネル討論を行いました。
国際社会の中で再び日本が輝きを取り戻すためには女性の活躍がポイント、最低賃金や企業間格差の問題解決は賃上げと価格転嫁、そしてカイゼンによる生まれた原資を前向きな投資に向けること、ストライキの意義はストするということではなく緊張感のある労使の交渉が重要であるということ、などなどのお話がありました。
最後に、春闘に関してJAMに期待することをお一人ずつお話しいただき、「賃金全数調査と個別賃金要求の推進」、「春闘の社会的相場形成、その旗振りをJAMも」、「中小企業が元気になることが重要、それが日本が元気になっていく」とのお話をいただきました。

 

●情報交換会
講演の後は、労使でそれぞれ分かれて情報交換を行いました。
労側では、事前に「情報交換会で取り上げて欲しいテーマ、聞いてみたいこと」をアンケートし、その内容に回答をする形で進めました。
組合の女性役員比率、定年延長の取組状況、ハラスメント発生時の対応、コロナ明けのテレワーク制度の実施状況、副業時の労働時間管理などについて情報交換しました。
他、事前アンケートでは,引き続き、若手社員の離職については各労組共通の悩みとしてありそうですので、今後、これらの悩みに対する研修会の講演テーマとして考えていければと思っています。

●懇親会
そのあと場所は移動し、懇親会を開催して、労使で懇親を深めました。

●施設見学
2日目は、泉ケンタ議員を通じて衆議院会館の会議室と国会見学を手配いただき、国会議事堂の見学を開催しました。

●国会議員との懇談
また国会見学後、北神けいろう議員と泉ケンタ議員による国政報告ならびに意見交換を開催しました。私たち働く仲間の声を国政に届けて、政策制度を実現していく取り組みが重要なことを再認識でき、国会議員と直接懇談できる貴重な場となりました。

●さいごに
今回は、私たちJAM電機部会労使研修会のために、公務に大変お忙しい中、国会議員との懇談として貴重な場とお時間とお話をご提供いただきました北神議員、泉議員に感謝申し上げます。
またパネル討論の企画・運営にご尽力いただきましたJAM安河内会長、またパネリストとして貴重なお話をいただきました澤田さま、浅井さま、松上さまに感謝申し上げます。
私自身いろんな観点で様々な気づきが得られた大変有意義な研修会となったと思っています。きっと参加者もそのように感じられていると思います。新型コロナウイルス感染症が5類移行となり、次年度以降も対面開催を基本とし、皆さんにとって有意義な研修会となるよう、テーマ選定をはじめ企画・運営に努めていきます。
最後に、企画・準備・運営いただきました中部エリアの皆さま、伊藤担当、ミヤコ国際ツーリストの野牧さまに感謝申し上げます。
(記:事務局長 松本康)