コロナ禍で顕著化したメンタル不調の増加!部会長によるメンタルヘルス講習会を開催して、ストレスをコントロールするセルフマネジメントの基礎を学ぶ-第2回労使研修会(2022.6.5)

2022年6月5日(日)Web会議システム(Zoom会議)にて、2022年度第2回労使研修会を開催し、54名(労側45名、使側9名)の方が参加しました。

■研修会の主旨と概要■
長く続くコロナ禍による制限や自粛は、テレワーク勤務やリモート会議など私たちの働く環境や働き方を大きく変化させると同時に、メンタルヘルス、ハラスメント、若手社員の離職など、コミュニケーションに起因する新たな課題を生みました。そこで、前回の第1回労使研修会では、日本マネジメント総合研究所合同会社の戸村智憲先生をお招きして、これらの課題を私見を交えてわかりやすくご説明いただきました。参加者からは、有意義な講演だったと好評な声があったと同時に、続編としてメンタルヘルスの具体的な対策・対応を聞きたいという声がありました。
一方、会社労使としても、「健康経営」、「ウェルビーイング」の他、最近世間では「アンガーマネジメント」、「レジリエンス」、「マインドフルネス」などセルフマネジメントに関するキーワードが取り上げられており、変化の大きい時代に企業価値を高める重要な経営テーマとなっています。
そこで、今回の研修会では、メンタルウェルネストレーニング指導者の資格を保有する、我らが熊谷部会長によるメンタルヘルス講習を実施します。内容としては、まずエゴグラムでご自身の状態に気付き、思い方の練習や自律訓練法の実践などを通じてセルフマネジメントの基本を学ぶと同時に知見を深めていただきたいと思います。脳科学を根拠としており、実践によってその場で効果を確認していただけます。仕事や人間関係のストレスをコントロールして、心と身体の健康を維持することは、現代社会の必須スキルになっていると思います。
研修会を通じて、自組織での取り組みの参考になれば幸いです。

●はじめに
コロナウイルス感染症はまだまだ終息の目途はたっていませんが、2年以上続くとコロナウイルスとの付き合い方にもだいぶ慣れてきました。電機部会としても、感染対策を徹底した上でのリアル開催を検討してきたのですが、今年度中は無理にリアル開催をせず、お楽しみは次回以降に取っておこうということで、今回もオンラインでの開催となりました。
そして内容としては、前回1月に開催した労使研修会の中で、続編としてメンタルヘルスの具体的な対策・対応を聞きたいという声がありましたので、そこで今回は我らが熊谷部会長がメンタルウェルネストレーニングの資格をお持ちということで、部会長によるメンタルヘルス講習としました。
また研修会終了後、労側ではオンライン懇親会としてクイズドレミファドン!を開催し、盛り上がりのうちに終了しました。
以下にその様子を報告します。

●労使代表幹事あいさつ
まず、熊谷労側代表幹事からは「お休みのところ出席いただき感謝する。一時期感染者数は落ち着いていたので今回こそリアルでの開催をしたいと思っていたが、まだ各社各企業で対応が異なる中で、今回もリモート開催とした。ぜひ次回以降は会えると良いと思う。コロナ禍で在宅勤務が増え、メンタル不調も増えたように思う。そこで本日の内容は、前回戸村先生の講演を踏まえてメンタルヘルスの具体的な事例を要望する声もありましたので、カシオ労組での経験がご参考になればと思い僭越ではありますが、講師を務めさせていただいて、メンタルヘルス講習会という形で開催させていただくことにしました。よろしくお願いしたい。」とご挨拶いただきました。
また石井使側代表幹事からは「さきほどお子さんの声が聞こえてきたりと本日は休日で家族団らんの時間なんだと思った。貴重なお時間にお集まりくださり感謝する。弊社でもコロナ禍で在宅勤務が増えたが、今は週2回以上の出社勤務を行っている。在宅勤務はコミュニケーションがとりにくく、上司の目が行き届かない。人材育成の観点からも地盤沈下を起こす可能性がある。こういう時にはセルフケア、セルフマネジメントが大事である。今回のテーマは、非常にタイムリーで楽しみにしている。」とご挨拶いただきました。

●メンタルヘルス講習会
今回は、メンタルウェルネストレーニング指導者1級の資格をもつ熊谷部会長による「元気になるセミナー(メンタルウェルネストレーニング編)」でした。
具体的な内容は、脳科学からアプローチする心(メンタル)の健康(ウェルネス)を維持増進するためのトレーニングで、まずは現在の自身の心の状況(エゴグラム作成)を把握したうえで、セルフマネジメントし、「テンポ116」、「よかった!ありがとう!」、「緊張をリラックスに代える」、などなど心を良い状態へと導くためにトレーニングする実践方法を学びました。お話一辺倒ではなく、実践もあり、個人的にも実践する中で非常にリラックスしてセミナーを聴講できた気がしています。
今回の内容は、時間的なものもあり、一部内容を削って開催されたとのことで、フルバージョンでぜひやってほしいという意見もありました。

●労側オンライン懇親会(村田きょうこもいっしょに)
午後からは労側のみの懇親会として、村田きょうこも参加した形で、ミヤコ国際ツーリストのご協力を得て、クイズドレミファドン!を開催しました。昨年のオンラインバスツアーでは、オンラインでここまで出来るのかと大好評だったわけですが、一方で、参加者間の交流が難しいという声もあったため、参加者間で交流できる仕掛けを検討し、今回の企画となりました。途中、回線のトラブルはあったものの、ほとんどの方が最後まで残って楽しんでいただけたと思っています。
なお、今回の企画は、仁木副部会長とミヤコ国際ツーリストさんの方で、ほんと一から企画を考えて準備してもらってという完全手作りのイベントでした。お忙しい中で何度もリハーサルを重ねていただいたと思います。仁木副部会長とミヤコ国際ツーリストの上原さん・田中さん、本当にありがとうございました。

■村田きょうこあいさつ全文■
本日は午前中に「元気になれるセミナー(メンタルウェルネストレーニングセミナー)」をされていたとお聞きしました。私が10年間、国会議員の秘書をしてる時、特に新型コロナウイルス感染症が問題になってからは、組合員の皆さんから「リモートワークが続いてちょっとメンタルが…」という相談がすごく増えました。そういう現状にあることを議員事務所から厚生労働省にも伝えて「リモートワーク、リモートワークと言うのはいいけれど、そうした心のケアも大切です」という話もさせてもらいました。
先ほど私の紹介の中で早稲田大学に行っていたという話もしていただきましたが、早稲田大学に入ったのはその”心”についての勉強をしたい、「元気になれる」ことを勉強したいと思ったのがきっかけでした。その前に、東京大学に入った時は、厚生労働省の「子育て支援」「医療」あるいは「労働」といった、私たちの暮らしに密接に関わっているこの厚生労働省で働きたいと思って勉強していました。政策の勉強をどうやってきたかというと、例えば「市町村の合併」がありました。「平成の大合併」と言ってましたが、地方の人口は減り、自治体の財政も厳しくなっているから、まわりの市・町が一緒なりましょう、という政策が取られました。実際にそうした合併をしてどうだったかをそこに住んでいるお年寄りの方に話を聞きました。そうしたら「人の数も減ってるし、お金もない、それもわかるから市町村合併は仕方なかったんでしょう。でも、住んでる者にとっては昔から馴染んでいた地名がなくなったり、これから地域のコミュニティがどう変わっていくのか不安ですよね」って言われたんです。その時、今まで自分が政策を考える時は、人の数がどうか、お金(財政)がどうか、といった数字ばかり見ていたけれど、一番大事なのはそこに住んでる皆さんが安心できるのか、元気になれるのか、そういった”心”が大事なんだと強く思い、早稲田大学で心理学の勉強をしてきました。
そういった意味でも本日の「元気になれるセミナー」はとてもいいセミナーだと思います。私は今度は政治の場から皆さんが心から安心できる、元気になれる、そういった政策を実現するために頑張っていきたいと思っています。

●使側情報交換会
使側においては、情報交換会を開催される予定でしたが、zoomの機能制限により、情報交換会はできなかったとのことです。使側の皆様におかれましては、貴重な情報交換会の場であるにも関わらず、このような事態となってしまったこと大変申し訳ございませんでした。今後こういう事態が起こらないように気をつけますので、引き続き、部会活動へのご理解ご協力のほどどうぞよろしくお願いします。

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