中部エリア会議は1月24日(月)、第1回労使研修会後の意見交換会と兼ねて、今年度第1回目となる会議を開催した。会議はオンラインで行い、8単組10名が参加した。
最初は労使研修会での戸村先生の講演について意見交換を行い、参加者からは、「自社でもメンタル不調の社員がおり、タイムリーな内容で参考になった」「自社で新たに評価制度が始まり、評価結果のフィードバック面談等でハラスメントが起こらないように今回の内容を活かしたい」といった感想が出された。
その後の各単組からの状況報告では、多くの単組で製造業の追い風を受けての好業績が報告された一方で、依然コロナ禍の影響を受け続けている業種では、引き続き厳しい状況にあることが報告された。春闘の取り組みについては、各単組で要求内容を検討中としながらも、いくつかの単組では、今季は強気に賃上げを求めていくという声も聞かれた。
最後のあいさつで佐藤中部エリア議長は今春闘について触れ、「世間の風潮も賃上げに追い風となっている。格差是正に向けて社会全体の流れを作っていきましょう」と参加者を激励するとともに、今夏に控える参議院選挙に向けて、「村田きょうこ」必勝の取り組みへの協力を呼びかけた。終わりに、「4月~5月に予定する次回の中部エリア会議は、是非対面で実施したい」とコロナ収束に向けての希望を述べ、散会となった。