ピンチをチャンスに変える!!オンラインでもまじめさ楽しさがてんこ盛り!!コロナ禍でのイベント活動の参考になれば幸い-第2回労使研修会(2021.7.11)

2021年7月11日(日)Web会議システム(Zoom会議)にて、2021年度第2回労使研修会を開催し、57名(労側48名、使側9名)の方が参加しました。

■研修会の主旨と概要■
新型コロナウイルス感染症がまん延し終息が見えず、行動制限や自粛生活が長く続いています。会社・職場に、プライベートに、組合活動に、と様々な場面でコミュニケーションやつながりが希薄になってきている中、労使ともにコロナ禍でのコミュニケーションのあり方を模索している状況であると思います。でも、リアルでの行動は制限されてもオンラインならでは、いやむしろオンラインだからこそできることもたくさんあります。
そこで、「(まじめさ・楽しさ)盛り合わせ」の電機部会として、まじめさの部分は、東日本大震災から10年の節目に、今一度、被災地に思いを馳せ、日々の防災・減災に備える学びの場と研修会恒例の工場見学を、また楽しさの部分は、行先お楽しみの観光バスツアーを、すべてオンライン企画でご用意しました。
電機部会で体験したことを自組織での取り組みの参考になれば幸いです。

●はじめに
今回はコロナ禍の終息が見通せない中、オンラインでも、マジメさ楽しさ盛り合わせがモットーの電機部会らしい労使研修会を実現しようということで、ミヤコ国際ツーリストさんのお知恵とお力を借りての労使研修会開催となりました。
以下に当日の様子を報告します。

●労使代表幹事あいさつ
まず、熊谷労側代表幹事からは「休日にも関わらず出席いただき感謝する。東京は明日から緊急事態宣言が再度出されるという中で、迫るオリンピックも無観客が決定した。楽しみにしていた人たちは残念だと思う。こういう状況なので皆さんに直接お会いすることが出来なくて残念だがオンラインでも電機部会らしい研修会にしようということでミヤコ国際ツーリストさんと西日本エリア会議とで準備を進めてもらった。第一部は、ボランティア活動の報告として私の部会デビューのきっかけとなった10年前の東日本大震災についての語り部さんの講演とサンデンさんの臨場感あふれるバーチャル工場見学、楽しさの部分である第二部は事前にお土産がたくさん届いたと思うが、南九州オンライン観光バスツアーとなっている。お楽しみに」とご挨拶いただきました。
また庄司使側代表幹事からは「皆さんのところもそうだと思うが、コロナ禍で、職域接種の準備など対応が大変であると思う。そんな中今回の労使研修会をご準備いただいた事務局をはじめ幹部の皆さんに感謝する。10年の節目となる東日本大震災語り部さんの講演、本来ならリアルでの工場見学したいところだが、この状況下でのバーチャルな工場見学、そして午後からは新しい取り組みだと思っているが、オンラインバスツアーということで、まじめさ楽しさ盛り合わせの電機部会らしい内容になっている。本日もよろしくお願いする。」とご挨拶いただきました。

●東日本大震災語り部講演
講師 南三陸町観光協会 後藤伸太郎さま、佐藤快成さま

町会議員でもある後藤さまより、震災発生当時の状況(ご家族の安否や町の様子)、避難所・仮設住宅での生活の状況、災害公営住宅など町の復旧復興、町の産業である水産業の震災後の流れ、など10年という年月の流れを実体験をもとにお話しいただきました。
実体験に基づくリアリティがあり、10年の節目となる今年、東日本大震災を風化させないための良い研修だったという参加者の声が多くありました。(事後のアンケートより)

●事業所見学(サンデン・リテールシステム(株)東京本社から群馬赤城事業所)

群馬赤城事業所のPR動画および、工場内の自動販売機の製造ラインの撮影動画、赤城事業所と東京本社をつなぐバーチャル工場見学システムを紹介いただきました。また新しく結成されたサンデン・リテールシステム労働組合の執行部の皆さんの紹介もありました。
実際の工場見学の映像は、参加者目線で作られており、工場特有の音が混ざっているなど、まさに実際に工場見学をしているかのような臨場感あふれる動画でした。
メインで紹介いただいた中村副部会長からは、「今回はごく一部の紹介だったが、他にお見せしたいところもある。次はぜひリアルでお見せしたい」とのコメントをいただきました。
また、赤城事業所では従来の大量生産用の長いベルトコンベアを廃止してセルカンパニー生産システムを導入しておられます。渡辺使側幹事より、「導入にあたっては変化することに抵抗もあったが、先を見据えて廃止した。様々な変化に対応して変わることが大事だという思いである。また今度はぜひリアルで赤城事業所へお越しください」というメッセージをいただきました。

●オンライン南九州観光バスツアー&抽選会
休憩をはさんで午後からは、仁木副部会長による乾杯のご発声で、まじめさ楽しさ盛り合わせの楽しさの部分を前面に出した南九州の観光バスツアーがスタートしました。事前に自宅に送られてきた大量のおつまみやアルコールを飲食しながらの参加者、スペシャルドライバー伊藤さんの安全運転とバスガイドさん&添乗員さんによる軽快な進行、そして現地ガイドによるLIVE中継観光、と笑いありマジメありの楽しさ満載の内容でした。ちなみに具体的な観光ルートは鹿児島中央駅を出発して、知覧武家屋敷観光、知覧お茶畑からのお茶の入れ方レクチャー、そして最後は知覧特攻平和会館で平和への祈りを行いました。
また合間合間には、豪華賞品が当たる抽選会(各エリア賞、部会長賞)を行い、ドキドキワクワクなひとときになりました。

 

●まとめ
東日本大震災発生から10年、まずもって人と人の絆やつながりで力強く復興してきた南三陸町の人たちに敬意を表したいと思います。現地の復興が進むにつれて私たちの震災の記憶は徐々に薄れつつありました。今回の研修会では、あの時の記憶を再び呼び戻すとともに、復旧・復興の裏で現地では大変な努力や苦労があったことを学び、「安全」とは何かを考え、そしてコロナ禍の今、絆やつながりの大切さを再認識するものになりました。
そして、知覧の地を訪れた私たちは、76年前、国のために命をささげた方々に対して、今の日本は誇れる国であると胸を張って言えるのか・・・そう問われた研修会でもありました。
また、サンデン・リテールシステムさんのオンライン工場見学の動画、現地で説明を受けているかのようなクオリティでした。サンデン・リテールシステム労働組合の皆さん、ご準備本当にありがとうございました。
最後に、講演や事業所見学などオンラインでも十分に部会らしい活動ができる可能性を感じた研修会になりました。参加者にとってもコロナ禍での取り組みに参考になれば幸いです。次回以降の研修会でも充実した内容にしていきたいと思います。

(記:JAM電機部会事務局長 松本)

 

2021年度第2回中部エリア会議(5/21開催)

中部エリア会議は5月21日(金)に、10単組14名が参加し、2021年度第2回目の会議をWeb会議で開催した。

冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「コロナ禍による緊急事態宣言が出ていなければ、地方単位で集合してのWeb会議も考えていた。今回もそれぞれの単組単位でのWeb会議となるが、中部エリアらしさを出していただきたい」と対面会議への思いを語った。熊谷部会長からは、「コロナ禍で大型連休も家での生活を強いられ、皆さんのストレスも溜まってきていると思う。密を避け運動などで日頃のストレスを解消していただきたい。7月に労使研修会を計画しているが、コロナ禍でも電機部会らしく楽しい企画も考えていきたい」と語った。

各単組からの報告では、コロナ禍での企業状況、春闘の取り組み、組合活動全般に関する報告があり、コロナ感染者については、昨年から各企業で関係者含め数人が感染している状況で、保健所の指導に沿って対応しているが、製造現場ではリモート対応は難しく、感染を広げない対策をなんとか講じながら対処しているとの話があった。会社業績は、減収ではあるものの激減したところは少なく、逆にコロナ禍の需要により業績を伸ばすところもあり、製造業のみに注視すればリーマンショック時とは違った業績の流れを感じた。

また、春闘のベースアップ回答の有無については、今期の業績は悪くないが、先行きの不透明さから消極的な回答も多く、付帯事項としてテレワーク手当や積み立て年休の取り扱いを労使協議している単組も多く見られた。

2021年度第2回東日本エリア会議

2021年5月9日(日)13:00より第2回東日本エリア会議を開催しました。

による緊急事態宣言の延長を受け、今回の会議についても友愛会館を本会場とし、ZOOMによるWEB会議も併用での開催となりました。

お互いの会社状況や春闘結果の報告をいただいた後、皆さんからいただいたディスカッションテーマについて各組織の取組状況などを報告いただきました。

COVID-19の影響もあり、活動に制限がある中、どのように各組織が活動しているのかなど色々なテーマについて情報交換を行いました。集合形式での活動がやりにくい中、各組織工夫をされていることがわかり、非常に参考になりました。

このような状況でなかなか、「まじめさ、楽しさ、盛り合わせ」の「楽しさ」の部分を実現することが難しいですが、はやく皆さんで「楽しさ」の部分を実現できるようになりたいと改めて感じました。

 

部会の強みである”楽しさ”を前面に出して、ウイズコロナ時代の研修会にすることを確認-第3回三役会・第2回労使幹事会・第2回労組幹事会(2021.04.07)

●はじめに
2021年4月7日WEB会議システム「Zoom」にて下記の各会議を開催し、第1回労使研修会の振り返ったうえで、第2回労使研修会をどうするかの検討を行いました。第2回労使研修会は、コロナ禍によりコミュニケーションやつながりが希薄になる中、様々なオンラインイベントを部会として試みて、自組織の参考にできるものにする、という方向で開催することを確認しました。
●第3回三役会(7名参加/9名中)
●第2回労使幹事会(12名参加/18名中)
●第2回労組幹事会(14名参加/18名中)

●主要議事
労使幹事会では、冒頭、労使代表幹事からそれぞれご挨拶を頂いた後、初めて平日の夜にオンラインで開催した第1回労使研修会の振り返りを行いました。労使双方の幹事から、現状はオンライン開催で仕方がないができれば対面でやりたい、平日夜開催は終了が遅くなってしまった懸念から講演と情報交換会と一緒は厳しい、講演内容がよかったので第2弾を期待したい、情報交換会を部会全体でやりたい、オンライン開催でも部会らしいことができないか、などの様々な意見がありました。
次にこの振り返りを踏まえて、夏に予定している第2回労使研修会について、労使研修会の開催の有無や開催する場合の内容や方法の検討を行いました。昨年度は開催できませんでしたが、過去から第2回労使研修会はまじめさ・楽しさのうち「楽しさ」の部分を前面に、新しい試みや思い切った内容で開催をしてきました。そこで、今年度においても、オンライン開催の中でも部会らしく「楽しさ」のある内容にしていくことを確認し、具体的には、コロナ禍で組合員(社員)同士のコミュニケーションやつながりが希薄になっている現状がある中、労使ともにこれらを強化する活動を模索している状況でもあることを踏まえて、まじめさ・楽しさ盛り合わせの電機部会として、様々なオンラインでのイベント等を部会として実際やってみて、自組織で活用してもらえることをめざした内容にすることを確認しました。開催日時は、7月の休日を基本として設定することとし、また内容については、労側三役で詳細を決めることとなりました。なお、内容および開催日時の最終判断は、三役に一任されました。

<第3回三役会・第2回労組幹事会議案>
1.報告事項
(1)JAM電機部会 第1回労使研修会(2021/1/20)
(2)JAM電機部会第1回エリア会議
(3)JAM 中央執行委員会
2.協議事項
(1)JAM電機部会 2021年度第2回労使研修会について
(2)JAM電機部会 各エリア会議について(第2回、第3回)
(3)JAM電機部会 今後の機関会議日程について

<第2回労使幹事会議案>
1.報告事項
(1)JAM電機部会 第1回労使研修会(2021/1/20)
2.協議事項
(1)JAM電機部会 2021年度第2回労使研修会について
(2)JAM電機部会 今後の機関会議日程について

2021年度第1回西日本エリア会議

2021年1月27日(水)に7単組10名が参加しJAM電機部会2021年度第1回西日本エリア会議をUEB(ZOOM)にて開催いたしました。冒頭に仁木議長より、先週行われた第1回労使研修会の内容に触れられ、西日本エリアとして、一段と結束を強めようと、開会のご挨拶を頂きました。続いて、熊谷部会長より、コロナウイルス感染者数がなかなか減少しない、大変な状況下でありますが、組合活動をしっかりと推進していただき、電機部会の活動も、いろいろと工夫を凝らしてやって行きたいので、ご協力を願う旨が伝えられました。又、事務局の伊藤さんからの報告では、中央委員会についてのトピックス2件(春闘・政治)についてと、経労委報告、最賃、労使研修会などについてお話しいただきました。その後の会議では、春闘に関する内容についての、各単組からの状況を報告していただき、意見交換を実施し情報の共有を図りました。意見交換内容では、賃金制度(一時金と本給の配分、等)の見直しや、女性活躍推進、スマートワーク(時間管理:会社、組合、上司、本人での話し合い)、組合活動についてなどで、活発な意見交換を実施いたしました。コロナ禍と、会議開始が18:00と遅くからでしたので、短時間にて会を終了する予定でしたが、気が付けば、19:40とあっと言う間に時間が過ぎていましたので、最後に、松本事務局長より、先行き不安感があるこのような状況だからこそ、組合の力を発揮していただき、組合員の思いをしっかり、要求に取り込んでいただき会社に、現場の声、思いをぶつけてもらいたい。と締めの挨拶をいただき、エリア会議を終了致しました。今回ご参加の皆様、遅くまでありがとうございました。この状況が早く収束し、又、電機部会ならではの、「顔合わせ」「心合わせ」「しあわせ」「まじめさ楽しさ盛り合わせ」が早期に実現できるようになる事を、祈念いたします。

 

オンラインでも電機部会らしく!!感染症対策・働き方改革・SDGs・DXの理解を深め、自分たちのニューノーマルを考えるきっかけに-第1回労使研修会(2021.1.20)

2021年1月20日(水)Web会議システム(Zoom会議)にて、2021年度第1回労使研修会を開催し、50名(労側37名、使側13名)の方が参加しました。

■講演の主旨と概要■
新型コロナウイルス感染拡大が、日本のみならず全世界で歯止めがかからず終息の見通しが立っていません。一時的に減少に転じてもまた拡大するといった状況がしばらく続くものと予想されます。
一方、コロナ禍以前から言われていたデジタル革命いわゆる「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の実践や、政府が主導するも歩みの鈍かった「働き方改革」はコロナ禍の制限の中で一気に進もうとしています。
今後、新型コロナウイルスのワクチン開発・接種が進み安心して暮らせる時が来ても、私たちの生活や働くスタイル・環境は以前の状態に完全には戻らず、「ニューノーマル」と呼ばれるように、今のスタイルが当たり前になっていくと言われています。
さて?これからの「ニューノーマル」は、私たちの生活や働き方、企業活動、そして電機部会活動に具体的にどう関わってくるのか、ウイズコロナ時代に向けて、改めて今の段階で労使がしっかりと考え、認識の共有をしておくことが大事だと思います。
そこで、今回の労使研修会の講演は、各メディアでもご活躍で大変人気講師である日本マネジメント総合研究所合同会社の戸村智憲先生をお招きして、「感染症対策 × 働き方改革 × SDGs × DX = ニューノーマル ~『(まじめさ・楽しさ)盛り合わせ』のニューノーマルとは~」というご講演をいただくこととしました。戸村先生は国連での勤務経験もあり「SDGs」をはじめ「危機管理・リスク管理」・「企業経営」からドローンまで様々な分野に精通しており、今回の「ニューノーマル」とは、「DX」とは、についても、具体的にわかりやすく、明るく前向きなお話しをいただけるかと思います。コロナ禍で将来への不安を抱え気分も沈みがちになっている今だからこそ、戸村先生のお話を聞いていただき、皆さんが将来に向けて少しでも明るく前向きになれるきっかけに、そして、一つでも多く何か感じるもの得るものがあれば幸いです。

戸村先生講演

開始前

●はじめに
昨年度はコロナ禍による第2回目の労使研修会を開催できなかったため、今回は1年ぶりの労使研修会となりました。また、従来の労使研修会は休日(日曜)開催が恒例ではありましたが、オンラインによる開催であることを踏まえて、幹事会で検討しまして、平日の夜での開催となりました。
以下にその様子を報告します。

●労使代表幹事あいさつ
まず、熊谷労側代表幹事からは「お仕事終わりのところ出席いただき感謝する。緊急事態宣言が出されている中でも、街の人手の多さはあまり変わってないように思う。こういう状況なので皆さんに直接お会いすることが出来なくて残念だが今は我慢する時である。本日は戸村先生をお迎えしてSDGsとかDX、ニューノーマルといったタイムリーな話題をわかりやすく説明いただけるかと思う。」とご挨拶いただきました。
また庄司使側代表幹事からは「ご準備いただいた事務局をはじめ幹部の皆さんに感謝する。ウイズコロナ、アフターコロナに関する話を聞けるかと思うし知識を深めたい。出席の皆さんにとっても一つでも多く有益なものが得られればよいと考える」とご挨拶いただきました。

●講演
今回の講演は、
◎テーマ:感染症対策 × 働き方改革 × SDGs × DX = ニューノーマル
~『(まじめさ・楽しさ)盛り合わせ』のニューノーマルとは~
◎講師:日本マネジメント総合研究所合同会社 理事長 戸村智憲さま
でした。
戸村先生からは、感染症対策やDX、SDGsやニューノーマルといったタイムリーな話題をわかりやすく解説いただき、またコロナ禍で気分も沈みがちである中で関西弁バージョンにより語り口調で講演いただき、出席者皆、明るく前向きな気持ちになれるお話でした。
事後の講演に対するアンケートによると、多くの参加者から、一つひとつをテーマとして、もっと具体的に深く聞きたいという続編を期待する声が多く寄せられました。
次回以降、続編を検討していきたいと思います。

 

●情報交換会
講演の後は、労使、労側はエリア単位にそれぞれ分かれて情報交換を行いました。(労側:講演の振り返り、単組春闘取り組み状況、使側:JAM春闘方針説明、他)

情報交換会の様子 東日本エリア

情報交換会の様子 西日本エリア

2021年度第1回中部エリア会議の開催

中部エリア会議は1月14日(木)に、9単組13名が参加し、2021年度第1回目の会議をWeb会議で開催した。

冒頭の挨拶で佐藤中部エリア議長は、「コロナ禍により、今回も対面での会議が出来なくて残念だが、今は我慢するしかない。引続き中部エリアの活動が途切れることなく活動を進めていきたい」と述べ、熊谷部会長からは、「11都府県で緊急事態宣言が出され、皆さんに直接お会いすることが出来なくて残念。コロナ禍では、まじめさ・楽しさ・盛り合わせの、まじめな部分しか出来ていない。全ての目的が叶うよう、今年も楽しくやっていきたい」と今年の抱負を語った。

伊藤職員からは、2021春闘の法改正に関するJAMの取り組み指針について触れられ、パワハラ防止や女性活躍推進、育児・介護、高齢者雇用などの法改正についての説明があった。

その後の各単組からの報告では、企業状況、春闘の取り組み、組合活動全般に関する報告があり、企業状況では、ほぼすべての企業が減収減益となり、昨年までの好調さは一転した。また、組合活動については、イベント・行事が中止となる中、組合員同士で人となりを知ってもらうための組合員文集の発行や、機関紙・ビラに工夫を凝らし、抽選券や数独ゲームなどを掲載し、組合事務所との距離を縮めようと努力している単組もあった。

終わりに熊谷部会長からは、自組織の労使問題について触れ、45年ぶりに団体交渉を開催したとの緊張感のある話を聞いた。また、コロナ禍の時間を上手に使い、300ページにも及ぶ“SF小説”の大作と、“メガネ女子”の絵を毎日一枚ずつ書いており、138枚目になったと趣味の話になり、盛り上がった。

通常であればこの後の懇親会で、楽しさ・盛り合わせの時間となり、さらに深い意見交換ができるが、コロナ禍の制限で懇親会も出来ず、少し寂しい顔を皆がしていた。

第1回東日本エリア会議(12/20開催)

活動期として2021年度に入り、第1回の東日本エリア会議を開催しました。

今年に入りCOVID-19感染拡大の為、開催を見送っており、唯一実施したのは6月に「ZOOM」を活用したオンライン会議でした。今回は、友愛会館を会場とし、集合できるメンバーは広い会議室にてそれぞれの距離を保ちながら参加いただき、また、「ZOOM」によるWeb会議も併用し、合計14名の参加(会場参加11名・Web参加3名)をいただきました。

今年度の第1回エリア会議の為、中村新議長からの挨拶を始め、新しくメンバーになった方々から挨拶をいただきました。これからよろしくお願いいたします。

久しぶりの開催だったため、メンバーの皆さんから提案いただいたディスカッションテーマが多くあり、COVID-19に関わる労組活動についてや各種対応、その他各種制度関係などを情報共有しました。内容の濃い意見交換が行われ有意義な時間を過ごすことができました。また、定期的に開催する必要性を痛感しました。暫くは今回のように会場参加とWeb参加の併用をしていくことになるかもしれません。運営の仕方も今までとは違った工夫が必要だとも感じました。

また、会議後の懇親会については今回中止とさせていただきました。オフサイトでの情報交換も非常に大切なので早くこの状況が落ち着いてくれるのを期待するのみです。

出席いただいたみなさんありがとうございました。

 

第1回労使研修会もオンライン開催することを確認-第1回三役会・第1回労使幹事会・第1回労組幹事会(2020.12.03)

●はじめに
2020年12月3日WEB会議システム「Zoom」にて下記の各会議を開催し、第22回総会・第21回労使会議総会の振り返りを行い、また第1回労使研修会は感染拡大傾向の中でも予定通り1月下旬にWEB会議システムを用いたオンラインにて開催することを決定しました。

●第1回三役会(9名参加/9名中)
●第1回労使幹事会(16名参加/18名中)
●第1回労組幹事会(15名参加/18名中)

●主要議事
労使幹事会では、冒頭、労使代表幹事からそれぞれご挨拶を頂いた後、10月25日に初めてオンラインで開催した総会の振り返りを行いました。労使双方の幹事から、日曜午前中での開催がよかった、ホントは対面開催したいけど今の状況下ではZoomによる短時間でのオンライン会議で問題ない、オンラインでも電機部会らしさが見られた会議であった、など前向きな意見が多く、悪い意見は特に挙がりませんでした。また今年度の研修会や情報交換会など部会活動は当面オンラインでの開催を基本で考えることを確認しました。
次に例年春闘が始まる1月末に開催している第1回労使研修会について、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、労使研修会の開催の有無や開催する場合の内容や方法の検討を行いました。コロナ禍でも電機部会らしく活動を進めていくべきだという議論を行い、従来通り外部講師を招いた講演と春闘情報交換会をセットで行うこととし、開催形式は現下の状況を踏まえてWEB会議システムを用いたオンライン研修会とすることを決定しました。また講演の内容は、未来に向けた「ニューノーマル」「DX」をキーワードに、開催日時は、平日夜の開催と日曜午前の両にらみとして、外部講師のご都合により決定することにしました。なお、外部講師の選定および開催日時の最終判断は、事務局に一任されました。

<第1回三役会・第1回労組幹事会議案>
1.報告事項
(1)JAM電機部会 第22回総会、第21回労使会議総会(2020/10/25)
(2)JAM 業種別部会代表者会議(2020/11/4)
(3)JAM 中央執行委員会
2.協議事項
(1)JAM電機部会 2021年度第1回労使研修会について
(2)JAM電機部会 政策責任者について
(3)JAM電機部会 各エリア会議について
(4)JAM電機部会 今後の機関会議日程について

<第1回労使幹事会議案>
1.報告事項
(1)JAM電機部会 第22回総会、第21回労使会議総会(2020/10/25)
2.協議事項
(1)JAM電機部会 2021年度第1回労使研修会について
(2)JAM電機部会 今後の機関会議日程について

●労使研修会講師選定(2020年12月18日追記:事務局より)
講師選定を行い、次の内容で講演をいただくことが決まりました。

日時:2021年1月20日(水)18時~(講演終了後、春闘情報交換会)
場所:WEB会議システム「Zoom」によるオンライン開催
講師:日本マネジメント総合研究所合同会社 (JMRI, LLC.)
理事長 戸村 智憲 さま
講演テーマ:感染症対策 × 働き方改革 × SDGs × DX = ニューノーマル
~「(まじめさ・楽しさ)盛り合わせ」のニューノーマルとは~

初のオンライン開催 「(まじめさ楽しさ)盛り合わせ」がてんこ盛りの部会活動を進めよう-電機部会第22回総会・電機部会労使会議第21回総会(2020.10.25)

2020年10月25日(日)Web会議システム(zoom会議)にて、JAM電機部会第22回総会・JAM電機部会労使会議第21回総会を開催しました。
★参加人数★
【部会第22回総会】労側:30単組・38名
【労使会議第21回総会】労側:30単組・38名、使側:7企業・8名

●はじめに
当初は西日本エリア担当による、神戸での開催を予定していましたが、COVID-19感染拡大の防止の観点により、今年の総会はWeb会議システムを用いたオンラインで開催しました。こういう状況下においても電機部会らしさが随所にみられたニューノーマルな総会になりました。
なお、総会に合わせて予定していた20周年記念レセプションや翌日の工場見学は残念ながら中止(開催延期)となりました。
以降で総会の様子を報告します。

 

●第22回総会
総会に先立ち、熊谷部会長より「本日はコロナ禍により初のオンラインでの総会開催となった。本来ならば神戸にて総会を開催し、その後電機部会のモットーである「(まじめさ楽しさ)盛り合わせ」の楽しさの部分である懇親会や20周年記念レセプション、翌日の工場見学までを予定していたが感染拡大防止の観点により開催を断念した。本日はまじめさだけではあるが活動方針を確認する総会としてよろしくお願いしたい。なお、20周年記念レセプションは中止とせず、延期としてまた皆さんとお会いできるようになった時に実施したい。コロナ禍ではあるが、今年度も電機部会らしく(まじめさ楽しさ)盛り合わせがてんこ盛りの活動を進めていきたい。なお、本日で退任される方が4名いらっしゃる。大変お世話になった。また、新任の方はようこそ電機部会へ。一緒に活動していきたい。」と力強いご挨拶がありました。
また、JAMより安河内会長にお越しいただき、春闘方針、政策制度実現、組合員アンケートの3点についてご挨拶を頂きました。「春闘方針については、会社からは「雇用にするのか、それとも賃上げか」というような発言があるのではないかと思っているが、それにしっかりと対抗できる、このような厳しい時だからこそ、労使がしっかりと手を結んで難局を乗り切っていけるような春闘にする、そういう方針を立てていきたいと思っている。いずれにしても現場のみなさんの声をしっかりと聞きながら、方針に反映していきたいと思っているので、益々のご協力をお願いしたい。政策制度については、立憲民主党か国民民主党か無所属の議員なのか、それぞれの地域・ブロックで異なる対応になるので、組合員のみなさんにはたいへん戸惑いが多いかと思うが、ここは丁寧に運動を進めながら、勝利を勝ち取っていかなくてはならない。組合員アンケートへの多くの組合員のご協力に感謝する。ぜひ読み返してほしい。JAMスローガンである対話と行動を徹底し特に女性組合員の理解を深めたい。」

本総会では2021年度の活動方針・活動計画が議案の中心となりました。『「(まじめさ楽しさ)盛り合わせ」のてんこ盛り』をテーマに、コロナ禍ではありますが、電機部会らしい活動を継続して、さらなる部会の存在価値を高めていくことを満場一致で確認されました。同様に、他の議案(文末参照)についても満場一致で確認されました。

なお、本総会を持って、電機部会の役員を4名の方が退任されました。
事務局長:八木佳紀さん、幹事:羽賀実さん、小林宏樹さん、曽根隆さん
これまでの部会におけるご活躍に感謝いたします。
そして代わりに4名の方が電機部会の役員に就任されました。
副部会長:萱場隆弘さん、幹事:清水良幸さん、田中好さん、加藤弘樹さん
(事務局長には松本副部会長が就任しました。)
これからのご活躍を祈念いたします。

●労使会議第21回総会
冒頭、熊谷労側代表幹事より「本日は本来ならば神戸にて総会を開催し、その後20周年記念レセプション、翌日の工場見学までの「(まじめさ楽しさ)盛り合わせ」のてんこ盛りを予定していたが、感染拡大防止の観点により、Web開催によるまじめさだけの総会のみとした。緊急事態宣言以降、企業において相当なスピードで対応いただいたことに感謝する。在宅勤務や時差出勤など働き方が増えるという意味では良いことだが同時に新たな課題も出てきている。今後も労使で話をしていきたい。」とご挨拶がありました。
また、庄司使側代表幹事より、「電機部会にとって節目の一年だったが、新型ウイルス感染症の影響により、残念ながら予定通りの活動ができなかった。そういう中でもいろいろと計画していただき、使側を代表して心より御礼申し上げる。また、本日をもって退任される役員の皆様に対しても、これまでいろいろとお世話になったことに対して御礼を申し上げるとともに、今後のご健勝とご活躍を祈念する。新型ウイルス感染症の収束への道のりはまだ見通しは立っていないが、コロナ禍による制約はあるものの、次のステップに向けて働き方が大きく変わってきている。これを前向きにとらえ、電機部会も盛り上げていきたいので今後ともよろしくお願いしたい。」とご挨拶をいただきました。

さらに、JAMの安河内会長には労使会議の総会にもお越しいただき、「コロナ禍という危機的な状況の中、だからこそ労使がしっかりと議論をして、同じ方向になることが非常に重要である。本来であれば、膝詰めでいろいろ議論をすべきところであるが、Web会議というような形を使ってでもぜひとも密に労使での議論を深めさせてもらえたらと思っている。」とご挨拶を頂きました。
なお、全ての議案については満場一致で確認されました。

また本総会にて、3名の方がご退任されました。
労側事務局長:八木佳紀さん、使側幹事:藪本隆文さん、河野学さん
これまでの部会におけるご活躍に感謝いたします。
そして代わりに3名の方が就任されました。
労側幹事:萱場隆弘さん、使側幹事:石井達雄さん、小松彰さん
(労側事務局長には松本労側幹事が就任しました。)
これからのご活躍を祈念いたします。

 

【議事】JAM電機部会第22回総会
1.主催者代表あいさつ
2.JAM本部代表あいさつ報告
3.報告
(1)2020年度活動報告
(2)2020年度一般会計・分担金会計・特別会計報告
(3)2020年度分担金会計・特別会計 監査報告
4.議案
(1)2021年度活動方針・活動計画に関する件
(2)2021年度予算に関する件
(3)役員交代に関する件
(4)表彰に関する件

【議事】JAM電機部会労使会議第21回総会
1.主催者代表あいさつ(労側・使側)
2.報告
(1)2020年度活動報告
3.議案
(1)2021年度活動方針・活動計画に関する件
(2)役員交代に関する件

(記:事務局長 松本康)