2023年度第1回東日本エリア会議

2022年12月22日(木)~23(金)にかけて2023年度第1回東日本エリア会議を開催しました。

DAY 1:情報交換会 出席者19名(対面17名、リモート2名)

今回はアズビル(株)東北支店(仙台)を本会場とし、対面とリモート(Zoom)併用の開催となりました。対面での参加者が増えてきたこともありますが、ハイブリッド開催の良さを活かした有意義な情報交換会となりました。

各単組・企業の状況共有から始まり、皆で事前に出し合った「今、気になっているテーマ」への回答の共有を中心に、多くのディスカッション・質疑を行いました。
今回は、物価上昇局面での2023春闘に向けた情報交換が主になりましたが、物価上昇分の要求についての考え方や、会社との要求・協議のやり方、一時金の交渉における業績連動の考え方、学歴ごとの初任給水準、など数多くのテーマが集まりました。

また、タイムリーな話題だけではなく、情宣でのSNSの活用状況や、年間のカレンダー設定協議など、労働組合としての継続的な課題など、様々なテーマについて幅広い情報共有・意見交換がされました。

会議終了後には夕食会も開催し、仙台グルメとともに、情報交換会以上?の交流会となり、東日本エリアメンバーのネットワークがますます強化されたDAY1となりました。

DAY2:見学・視察 出席者11名

2日目は、現地の見学・視察を行いました。

・JAXA角田宇宙センター

人工衛星を大気圏外まで運ぶロケット。このロケットの心臓部となるエンジンの研究・開発を行っているのが角田宇宙センターです。H-ⅡAロケット等に搭載する液体ロケットエンジンの研究開発および試験を行うほか、人工衛星用の液体アポジエンジンや小型球形個体ロケットモータの研究開発も行うなど、日本のロケットエンジン技術の向上に貢献しています。

宇宙センターの職員の方にガイドいただき、宇宙センターの歩みや、ロケットエンジン・燃料タンクの実物などを見学しました。

・被災地見学(亘理町)

東日本大震災において、亘理町は震度6弱を観測し、それに伴う大津波で町の約48%が浸水し、306名もの尊い命が奪われました。このような悲劇を二度と繰り返さないために、震災の記憶を構成に語り継ぐことにより、多くの方に防災意識を持ってもらいたいという思いで「3.11震災語り部の会ワッタリ」は取り組みを続けています。

震災記録映像のDVDを観たあとに、語り部の方に当時の雰囲気や、実際に体験されたことをお話いただきました。また、実際に復興の道を歩んでいる街並みや、鎮魂の記念碑、今後のもしもの時に備えて整備された避難公園などをバスで巡り見学しました。

いずれの見学・視察も、現地でその空気を肌で感じながら、見たり、聞いたりすることで、当時の実際の雰囲気や、関わられている皆さんの気持ちまで伝わってくるような貴重な経験になりました。参加された皆さんも、ありがとうございました。